音楽考察
すうっ…と息を吸う音もメロディー。 シルクのように柔らかく風を通して、その声は時に凛とした芯を見せる。 一生のうち、いつか聴くことが叶ったらと思っていた、手嶌葵さんの歌声。 手嶌葵 15th Anniversary Concert ~ Simple is best ~ 説明書きにあった…
あの頃の大切な宝物として胸に持っていられるだけでも素敵なことだったのが、 これからの宝物としても連れていけるようになった。そんな感覚。 アルバムのリード曲として、ついに形になった「ダイヤモンドスマイル」 収録された音源として繰り返し聴けること…
大橋和也さんの歌声が、窓の白いカーテンをゆらすそよ風みたいだと思った。 ひたむきな純度と、胸の切なさ。 なにわ男子「Timeless Love」 作詞・作曲・編曲:Nobuhiro Taharaさん ストリングスアレンジ:夢見クジラさん レコーディングバージョンのMVがYouT…
柔らかなピンクやホワイトの小さなハートが舞って、足元からほのかに色づくピンク。 アルバムタイトル「1st Love」(ファーストラブ)にちなんだデザインがとても優しい。 なにわ男子にとって初めてのアルバムが、2022年7月13日に発売された。 フラゲ日に抑…
ソウルフルとはこのこと。 楽器が奏でるリズムと指揮者の さんが生み出すグルーヴに清水美依紗さんの歌声が重なって、エネルギーが弾けていた。 2022年3月26日に放送された「題名のない音楽会」でのディズニー特集。 清水美依紗さんが歌ったのは、アニメーシ…
'Cause I'm tap,tap,tapping on the glass (ガラスをトントン叩きながら) I'm waving through a window (窓越しに手を振っているんだ) “tap,tap,”から伝わる手のひら。 ドアをknockするのではなくて、ガラス越しに触れる手に、出たい気持ちとためらいが…
太陽と月を同時に見つめることが出来る、今回のなにわ男子の両A面シングル。 「サチアレ」と「The Answer」 「サチアレ」で聴こえてきた大橋和也さんの声は陽だまりで、暖かかった。 なにわ男子「サチアレ」 作詞・作曲:北川悠仁さん 編曲:野間康介さん / …
ヒリヒリと忍び寄る切迫感。 暗雲が立ち込めた先で、開けて行くサビの歌声に、煙に巻くニセモノから真実を掴み出す感覚が込み上げてくる。 2枚目のシングル曲は、両A面「The Answer」「サチアレ」 今回は、なにわ男子のシリアスな一面を垣間見るについて。 …
山崎育三郎さんが「SONGS」に。 二人の共演はどうしたって楽しいに決まっている。もちろん見ることにした。 見て早々の驚き。 スタジオ外の廊下で立ち話?ここからトーク用のスタジオに入って行く演出? そう思って見ていたら、何やら暗めのスタジオ。置かれ…
King & Princeの歌声で、この曲調を選びつづけてくれることが嬉しかった。 メロディーは聴いた瞬間もう好きだった。これまで好きになってきた曲の傾向と、「Moon Lover」が好きなら抗うことはできない。 King & Prince × ジャズは最高の相性。 そして歌声は…
実写化映画「おそ松さん」の主題歌となった時に、決まったであろう宿命。シェーのポーズ。 ダンスの中でどうやって…?と未知だった難問の、ユニークでスタイリッシュな正解を見た気がしている。 YouTubeで公開された、Snow Man「ブラザービート」のダンスプ…
3人であることをダンスに活かした構成に引き込まれる。 トライアングルで視線は混じり合わないのに、3人であることで成立している。 なにわ男子の藤原丈一郎さん、西畑大吾さん、大橋和也さんの3人で、カバーパフォーマンスをした「夜の影」 2019年に行われ…
甘いケーキを口にした後には、ビターなコーヒーを飲みたくなる。 そうでしょう?とコーヒーカップをそっと差し出されたような気分になる、なにわ男子の歌う「君だけを逃がさない」 なにわ男子「君だけを逃がさない」 作詞:玉谷友輝さん 作曲:Erik Lidbomさ…
泣きそうな時ほど笑ってしまう。 ブロークンハートを歌うメロディーにするには、あまりに美しい。 アメリカドラマ「glee」で、どうしようもなく『ウォブラーズ』のアレンジとハーモニーに惹かれてしまう人は、きっとこの曲も好き。 PrizmaX(プリズマックス…
清水翔太さんの歌声を聴くと、車の中でラジオをひたすら聴いていた時間を思い出す。 遠出をする車の中、TOKYO FMで流れるリクエストソング「HOME」 日が暮れて、大きなショッピングモールの駐車場の坂道を降りて、少し渋滞している道路のランプを眺めながら…
「初心LOVE」カップリングの曲調の幅広さに、こんなに贅沢いいんですかと言いたくなった。 キュートさの「初心LOVE」 オープニングな「NANIWA'n WAY」 キラキラの「Stating Bell」 トリッキーな「僕らのI LOVE YOU」 ムーディーな「君だけを逃がさない」 そ…
関ジャニ∞のライブツアー「8BEAT」では、セットリストにソロ曲が入っていない。 ライブを観ながら現地で感じたこと、振り返ってみて見る全体的なこと、それらを合わせてなぜだったのだろうと考えた。 まず、今回はCDとして様々なパターンの“盤”が出ていて、…
なにわ男子のメンバー、道枝駿佑さんが歌詞を書いた歌がある。 「Time View 〜果てなく続く道〜」 作詞:道枝駿佑さん 作曲:川口進さん 喜びも困惑も期待も不安も、真っ直ぐに綴られた言葉がメロディーと共に、なにわ男子の歌声に重なって物語るもの。 デビ…
気分は高校1年生の位置から、三年生の先輩を見つめて憧れているような。 出会いのきっかけはきっと何度もあって、だけどまだ遠巻きに見つめるばかり。 今度こそ、今度こそと思いながら、新曲が出てリリースイベントが行われていても曜日の都合で行けずにいた…
なにわ男子のトリッキーソングと言えるかもしれない1曲。 でも無性に聴きたくなって、元気がでる。 なにわ男子「僕らのI LOVE YOU」 作詞:RT2さん 作曲:加部輝さん 編曲:遠藤ナオキさん 受注限定だった「初心LOVE」ISLAND STORE限定盤に収録されている。 …
消え入りそうな、霧のような声。 冬の白くなる吐息そのもの。 前に前に押し出していくボーカルの印象があったSnow Man(スノーマン)の歌う儚げなバラードに、すっかり魅了された。 Snow Man「Secret Touch」 作詞:栗原暁さん(Jazzin'park) 作曲:栗原暁…
寒さでうるんだ目で見るイルミネーションは、 ちよっとぼやけてますます綺麗に見える。 「初心LOVE」通常盤に収録されている、 「Starting Bell」 キラキラで、あたたかくて。聴こえる歌声が、これから迎えるどんな毎日も大丈夫だと思わせてくれる。 なにわ…
「なにわ男子」第二章のオープニングを感じるワクワクがここに。 高まる気分と一緒に、楽しすぎて切なくなる遊園地の帰り道ような感覚が込み上げた。しっかりと耳に届く西畑大吾さんの歌声に胸が熱くなる。 カラフルさが柔らかく目に飛び込んできて、 メンバ…
渋谷は、独特な時空の中にある。 都心に出向く時の心情はどうしたって武士になる。必要に迫られ、馳せ参じる。 都心のなかでも渋谷は、新宿とも東京とも違う。 朝も夕方も、天気予報でいつも見る渋谷駅前の景色。スクランブル交差点。TSUTAYAにスターバック…
タイトルだけを書いて空欄だった1年前の下書き。本文を入れる日が本当に来るとは。 ビートは刻んでいくもので、ここまで刻んできたリズムも根づいた音が、今の音になって響いているなら、 5人で奏でていても鳴るのはエイトビート。 関ジャニ∞のニューアルバ…
ドライブの先でガス欠になりそう。 そんなときに立ち寄った、 『728 ENERGY STAYCATION』 そこでお客さんを待っていたのは、なにわ男子。 なにわ男子「初心LOVE」(うぶらぶ) 作詞:栗原暁さん(Jazzin’park)作曲:久保田真悟さん(Jazzin’park) / 栗原暁…
はじめに このブログに2019年6月16日に掲載した、なにわ男子の曲「ダイヤモンドスマイル」についての感想文。 one-time.hatenablog.com それを、「音楽文」へ投稿するため加筆して整えて、2019年10月17日に投稿しました。 来年、2022年3月31日には「音楽文」…
キラッと光を写す、柔らかなピンクの衣装に、メンバーごとアレンジされた首元のスカーフ。さりげなくスカーフの先がメンバーカラーで彩られて。 デビューシングルのジャケット写真で着ていた衣装と違う、初めて見る衣装。完全にサプライズ。 デビューだ……デ…
NHK歌番組「SONGS」 大泉洋さんがナビゲーターならぬ“番組責任者”になって早何年になるだろう。 先週の桑田佳祐さん特集も大変に豪華で、歌番組でありつつ、ボーリングもするという奔放な構成にいつの間にか見入った。 第584回のゲストは山崎育三郎さん。 こ…
King & Princeにとってのムーンライト伝説!と思った。 ジャケット写真から、MVのシックなブラックスーツと、雲の上にいるような夢見心地に合うピンクのスーツ。 どちらの世界観も素敵で、タキシード仮面からのセーラームーン…!とテンションが上がった。 三…