2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

不器用さを抱え歌で生きる。舞台「俺節」

舞台「俺節」 原作 土田世紀さん 脚本・演出 福原充則さん 観たいなと思っていたけれど、観に行けるとは思っていなかった。 どちらかというともう、観たかったなという過去形の心持ちでいたつもりだった。でもやっぱりどうしても。どうしても観たくなって、…

夢に気がついてしまった心のざわめき。関ジャニ∞「今」

この曲が本当に好きだ。 音楽に丁寧で誠実に向き合うニセ明さんが、関ジャニ∞へ手渡す曲として考えて、作った曲ということが感無量だった。そしてこの曲から感じ取れるニセ明さんらしさ、ニセ明さんだからこその洞察の深さを「今」から感じて感動した。 ラジ…

どれもが主役級。すべてが凝縮された関ジャニ∞ アルバム「ジャム」

関ジャニ∞のNEWアルバム「ジャム」 特別なものとして、ずっと自分の中に残り続けると確信したアルバムになった。 開封して、一通りパッケージのデザインに見惚れてから、ヘッドホンをつけてアルバムを通しで聴いた。 あっという間の1時間。抜群に好きで仕方…

夏になったら聴きたくなる常夏ソング「トロピカル源氏」

ラジオから流れてきて、毎週聴いているうちに癖になった「トロピカル源氏」 やついいちろうさんが歌っていて、曲の制作に携わっているということはラジオを聴いていて理解できたけれど、ラジオがきっかけで知るものは視覚的な情報がなくて、自分で調べ出さな…

年齢を重ねていく魅力が輝きを放つ「IU」アイユ

ドラマから韓国語に興味を持った頃、韓国のアーティストの曲をYouTubeで見るようになった。 CNBLUEやBOYFRIENDなど、気にいる曲を見つけると繰り返し聴いて、韓国語の発音を耳でコピーするのが好きだった。 そんな時、私が特に惹かれたのは、IU【アイユ】と…

ヴァレンティンの無垢さとモリーナの献身「蜘蛛女のキス」

大倉忠義さんの演じるヴァレンティンと、渡辺いっけいさんの演じるモリーナ。 二人の存在が、思っていたよりもずっと奥深くに住みついたままでいる。 「蜘蛛女のキス」のなかでモリーナが語って聞かせた黒豹女や、ヴァレンティンが想いを寄せたマルタ。誰か…

ついにかなった「味園ユニバース」復活上映

いつか、かなうなら映画館の大きなスクリーンで観たいとひそかに思っていたことが、まさかこうしてかなうとは思いもしなかった。 「味園ユニバース」復活上映。 6月2日の一夜限り、大阪・東京・川崎・名古屋で19:00〜の同時上映。 上映期間中に映画館に行っ…

舞台「蜘蛛女のキス」ヴァレンティンとモリーナを見て私が思ったこと。

東京グローブ座で公演している「蜘蛛女のキス」を観た。 大倉忠義さんと渡辺いっけいさんの二人芝居。歌もなく台詞のみのストレートプレイで、若き革命家バレンティンを大倉忠義さんが演じ、モリーナを渡辺いっけいさんが演じる。 言葉には簡単にすることが…

ベルの髪に飾られたかすみ草 – 実写版「美女と野獣」を観て

好きで仕方ないアニメーションだった。 「リトルマーメイド」「シンデレラ」「美女と野獣」が好きだった。ダークファンタジーに変えずに制作し、音楽をアラン・メンケンが総指揮。ベルの完全再現を目指しエマ・ワトソンが演じてくれたことはなにより嬉しく、…