2021-01-01から1年間の記事一覧

ファンクラブに入り隊。

なにわ男子のファンクラブに入った。 私にとってファンクラブの敷居は、豪邸の門ほど高くはないけど、いい感じのマンションに入る時のゲートくらいには高い。 お財布の紐は締めつつ、好きなものを出来る範囲で楽しむことを心掛けたい姿勢。入れるファンクラ…

だれのためのヒロイン

あの人にとってのヒロインは自分ではなかったと気づいた時、価値観がひっくり返るほどの衝撃を受ける。 だけど「HADASHi NO STEP」を聴いた時、今の私のままでも、まだちょっと歩けるかもしれないと思った。 LiSAさん 「HADASHi NO STEP」 作詞:LiSAさん 作…

歯の浮くような台詞もあなたなら

HEY!そこのハニー こっちを見て気づいておくれよ そんなふうに話しかけられて思わず振り向いてしまうのは、彼の声だからに違いない。 山崎育三郎さんと3時のヒロインのコラボ曲。 「僕のヒロインになってくれませんか?」が好きで、朝のはじまりに聴くよう…

あなたの見つめる先が気になる

「なにを見てるの?」と時折聞かれた。 なにも見てない。が答えなのだけど、ぼーっと一点を見つめて立っているように見える私は、謎だったのかもしれない。 頭の後ろで考えごとをする時、意識を全部そちらに持って行くから、草の先とか建物の看板とか、無機…

甲子園の空に弧を描く - なにわ男子「夢わたし」

白球が飛ぶ空の景色は、どこから見上げるかで大きく変わる。 高校野球を、今まで本腰を入れて見てこなかった。 感情移入をしはじめたら、果てしなくのめり込んでいきそうで、夏の終わりを感じ始める頃「熱闘甲子園」のダイジェストの後ろ数分を見かけては、…

なにわ男子についての記事一覧

過去から、掲載した時系列順に並んでいます。 【ライブ編】 one-time.hatenablog.com one-time.hatenablog.com one-time.hatenablog.com one-time.hatenablog.com one-time.hatenablog.com one-time.hatenablog.com one-time.hatenablog.com one-time.hatena…

手のひらに握った星

2021.07.28 なにわの日、なにわ男子のCDデビュー発表。 12:00開演の昼公演。YouTubeで毎公演ごとに生配信されているコーナーの中で、この日はいつもと様子が違った。 『誰が宣伝うまくできるでSHOW』と題して、アドリブでメンバーごとに宣伝をしましょうとい…

Sexy Zone「夏のハイドレンジア」 - 降りだした夕立ちのそばでそっと傘をさす

雨の降る季節を知らせるアジサイの花。 葉がいきいき緑を増すと、まだ咲かないでいいとさえ思っていた。 ハイドレンジアは、西洋アジサイのこと。 花言葉は様々あるけれど、【辛抱強さ】と【冷淡】が並んでいるのがいい。 眠る前、起きてから、TBS「音楽の日…

美 少年「Cosmic Melody」 - 広がる宇宙から星は音符へと姿を変えて

2020年に行われた、ジャニーズJr.の配信ライブを見ていた時も、イントロが聞こえておおー!となったのはこの曲だった。 美 少年 「Cosmic Melody」 作詞:イワツボコーダイさん / Komei Kobayashiさん 作曲:Wolf Junkさん 特に印象に残ったパフォーマンスは…

BTS「Butter」なめらかに君の心に溶け込んで、気概は語らず曲で魅せる

イエローの背景にハートの溶け出すバター。 「Dynamite」で、これぞ最高作…と思わせてからの次のカードを出せる強さを、あらゆる角度で感じた1曲だった。 あまりに徹底的に完成されているから、考えて分析しだすと気力体力を360GBぐらい一気に使うのではと思…

一体化ではなく個と個が隣り合うこと ー 星野源「不思議」

多くを包む概念としての愛は、歌として側で聴くことができる。 ただ、1対1の間に築かれる想いについては、遥か遠い。存在すら幻のような、信じがたいもののまま、その隔たりは月日を追うごと深くなっているように思える。 それでも星野源さんの歌う「不思議…

2人分の瞳でみる世界。『も』がつなぐ優しさ ー 関ジャニ∞「ひとりにしないよ」

ドラマ「コタローは1人暮らし」を毎週見ている。 訳あって1人暮らしのコタロー。 とのさまんが好きで、起きたらいくつも新聞に目を通す。お引っ越しのご挨拶は柔らかい高級ティッシュ。おにぎりを握れるし、ひとりでお風呂だって入れる。 だけど狩野どのに出…

大きなリボンで包むビッグラブ ー 美 少年「Beautiful Love」

ラブソングの気分じゃないなと思っていても、無条件のビッグラブを投げかけられると、思いがけずキャッチしたドッジボールみたいに受け止めてしまうものだなと思う。 無機質な曲を探していた頃に耳にしたのが、 美 少年(ジャニーズJr.) 「Beautiful Love」…

「宛名のないファンレター」を書き始めて、6年が経ちました

「宛名のないファンレター」を書き始めて、6年が経ちました。 2015年から2021年。こう、数字で見ると15からの21って、おお?!となる幅だなと感じます。 読みに来てくれている方、時折立ち寄ってくれている方、過去の記事に辿り着いている方。ありがとうござ…

立てられるお家のコーヒーメジャー

お家が届いた。 これ、コーヒーメジャー。 仕舞い込まず、それすらインテリアになるようなものがほしくて、これじゃん!と見た瞬間に思った。 明るい木目のビーチと暗めの木目なウォルナット。2種類あって、ウォルナットの方を選んだ。これまでなら明るい雰…

青山さんが教えてくれた珈琲

コーヒー豆と、ドリッパーが届いた。 この日を心待ちにして、コーヒーに合わせたシナモンロールを用意した。冷凍庫にシナモンロールがある時は気分が最強になる。 早めに届くか遅めに届くかも分からないのに、受け取ったらすぐにコーヒーを淹れられるように…

受け継がれる音楽と衣装とスピリット「関ジュ 夢の関西アイランド2020」

“今”から時計を“2020年1月”に巻き戻して、走馬灯のようにその日までの出来事を遡って思い出していく感覚になった。 関ジャニ∞と一緒に進んできた記憶も蘇る、不思議な余韻が見終えたいまは残っている。 2020年の年明け、京セラドームで開催された関西ジャニ…

珈琲屋さん

珈琲、いいな。珈琲、興味あるな。 そう思い始めたときに、珈琲屋さんを見つけた。 飲みに行くようになった。 飲んで、帰る。それだけのことだけど、電車二駅分お出掛けをしたような気分になった。 ドアを開けると珈琲の香りがふわっとする。ベールみたいな…

金曜ロードショーで「タイタニック」とようやく出会った

「タイタニック」を観た。金曜ロードショーで、石田彰さんの吹き替えで観た。 前編、後編に分かれて放送されたこの二週間。気持ちは「タイタニック」の世界に置いてきたままだった。 一生観ずにいるだろうなと思っていた映画だった。 自分には耐えられないと…

生活がぎこちない

生活がぎこちない ずっと、ぎこちない 一人行動は日常で、行きたい場所に行くのにも、必要な買い物をするのにも、家族で行こうとすることは元から少なかった。 だけど今はどうにも、どこにいても居心地が悪い。 ドラマの時間以外、リアルタイムでテレビをつ…

2012.07.09「海猿 ザ・コンサート」ー 胸が熱くなるとき、どこが熱を持つのかを知った

「海猿」の音楽がオーケストラで演奏される。 一夜限り、数々の場面と共に、観て、聴くことのできるコンサート。 そんな夜が、2012年7月9日にあった。 映画「BRAVE HEARTS 海猿」の公開を2012年7月13日に控えた、あの夏。 9年前になるコンサートのことを今に…

映画「LIMIT OF LOVE 海猿」ー ずっと胸の中にある大切な映画

映画館に来たはずなのに全く別の場所に居て、 海の上、船の中で彼らと一緒に生きる術を探した。 圧倒的な映画体験と言える時間だった。 どう考えても無理だと、成す術が無くて呆然とするしか出来ないはずの状況で、 仕方がないのだと諦めることを選ばずに真…

ドラマ「海猿」後半 ー バディとして共にいること

果てない想いを 君に捧げよう 握りしめた この手は はなさない 嵐の中でも 真っ直ぐ、“握りしめた この手は はなさない”と届く声が、本当に手を掴まれているような感覚になる。 絶対に離さずいてほしいと、力を込めたくなる。 B'zが歌う、主題歌「OCEAN」 エ…

ドラマ「海猿」前半 ー 船を好きになって、海を知りたくなった

最初に買ってもらったDVD BOXは「海猿 UMIZARU EVOLUTION」だった。 それも、並々ならぬ熱意とプレゼンテーションで買ってもらったもの。 ドラマ放送後、発売を知ったDVD BOX。どうしても。どーしても欲しくて。 ドラマのDVDって2万円もするの!?プレゼント…

舞台「ロミオとジュリエット」グローブ座におりた、朝露のような瑞々しさ

若々しく、葉に降りる朝露のように瑞々しい。 二人の想いが語らせる言葉も行動も、若さゆえの愚かさになどみえない。 ひたむきに駆け抜けた。想いに突き動かされて、阻む二つの家の憎しみに苦しんでいた。 道枝駿佑さんと茅島みずきさんの演じるロミオとジュ…

映画「海猿」

映画館に映画を観に行くんだと意思を持って触れた作品が「海猿」だった。 父が観に行こうと言って、私と友達も一緒に三人で連れて行ってもらったことを今でも覚えている。 2004年6月12日に公開された作品。17年前。私は9歳だった。 向かったのは大手のシネコ…

暗闇で道を照らしたのは ー Hey! Say! JUMP「御伽と知る世界」

ビスケットの窓に、屋根はマシュマロ。 カラフルなジェリービーンズの庭と、キャンディーの石畳み。 明るいメロディーに、道標となるようなHey! Say! JUMPのユニゾン。だけど、どこか森に迷い込んでいるかのように心細くなるのは、この物語の世界観が曲にし…

いくつの重さで天秤は量れるだろう - 幾田りら「ロマンスの約束」

カッティングで奏でられるエレキギターに、パーカッションの音が鳴る。 心惹かれたタイトルに、再生ボタンを押したら耳を傾けたくなるメロディーが聴こえて、 幾田りらさんの声をもっと聴いてみたいと思っていた今にぴったりだった。 どんな歌詞なんだろうと…

言いたい気持ちが言えたら ー ハンバート ハンバート「ぼくのお日さま」

思ったことが話せない。文字にする時間をくれれば赴くまま話せるのに。 この悔しさ、どう現そうと思っていた時に聴いた、ハンバート ハンバートの「ぼくのお日さま」 こみあげる気持ちで ぼくの胸はもうつぶれそう きらいなときはノーと 好きなら好きと言え…

薪をくべて、灯しつづけて

火で遊んだことが無かった。 あるとしても手持ち花火。だけど、これなら子供用で火傷しないからと渡されたイラストの描かれている持ち手のついた花火が、思う以上に火が上り「熱っ!」と手放してから、線香花火のほかは持つ気にならなくなった。 コンロの火…