2019-01-01から1年間の記事一覧
第2話のはじまり、音ちゃんの声で聞く、東京。 ぽつりぽつりと雫が溜まるみたいに重なる声が、音ちゃんの東京での生活の空気を表しているみたいで、聞いていると落ち着く。 備品を取りに急いだり、次から次にすることがあったり、働くってそういう小さなこと…
【セットリストに触れている内容です。お気をつけください。】 2年ぶりの高橋優さんのライブ。ひとりで行った。 来てよかった。来られてよかった。 人が放つ声に、ガツンとくらう感覚。何度経験しようとも言葉にならない胸の高鳴りを覚える。 グッズを買いに…
ロゴを作ってもらい、名刺を活版印刷で依頼して、名刺入れを作家さんに作ってもらう。 そんな夢のようなことを、実現できた。 とびきり気に入った名刺を、とりあえずでしまうというのは、可愛い孫に似合わない服を着せるみたいで居心地わるくて、ロフトに東…
第1話を見たとき、衝動的に録画を消した。 音に起こる現実があまりに辛辣だったから。 もう2話も見ない。そう決めた。心揺さぶられ過ぎてそれを受け止めきれなかった。それなのにやっぱり、音ちゃんがこれからどう生きていくのか、それが知りたくて2話3話と…
何事?と思った。本物?と思った。 でもその名前を目にして、サイトへのボタンをタップする数秒のうちに心拍数は跳ね上がって、身体の血がぐんぐんとスピードを増して駆け巡るのを感じた。 シンプルな文字、数秒間の動画、そしてメッセージ。 夢を見ているか…
丸山隆平さんの歌声にはゴールデンラインなるものがあると思う。 声が喉を通って響いて、もっとキラキラしだす瞬間。 2月17日に放送された関ジャム。 アニメソング特集でのセッションは「ようこそジャパリパークへ」 これがもう楽しくって!見ていると勝手…
意識するよりも先に、家には「メリーポピンズ」のビデオがあった。 ビデオデッキに差し込み、しとしと雨の降るあのロンドンの風景を幼い頃に見ていた。 買ってもらった記憶もなく、選んだ記憶もないけれど、大きくてかさばるプラスチックのケースに入った、…
“CHANELの5番”はどんな香りがするんだろう 知りたかったけど、百貨店のコスメコーナーはただでさえ敷居が高くて、香水のコーナーはもっと敷居が高い。「CHANEL」と書かれたスペースには、もはや近づくことすらはばかられた。 なんだか今日は近づける気がして…
今年はどんなチョコレートを選ぼう。 百貨店のバレンタイン催事。付き合わされるばかりだったこの季節が、ついに楽しいものになったのは、去年「失恋ショコラティエ」をきっかけに自分なりの楽しみ方を見つけ出したから。 それが果たして今年も続くのかはわ…
テーマやデザイン。作品を手に取るとわかる、作ることへの真面目さと、とことんまで練られた緻密さ。 途切れることなく仕掛けられるサプライズに、どうにもこうにも心惹かれる。 2013年「どうしようか?」から始まった西島隆弘さんのNissyとしてのエンターテ…
ハンサムになりたい。 わりと強めの憧れ、ハンサム。 英国紳士みたいにスマートで、ジェントルマンに。だから今回は、とびきりのサプライズを母にプレゼントすることにした。 前にさらっと「いいなー」と言っていた、苺づくしなアフタヌーンティーに招待する…
映像が倍速で動いていた時代のようなレトロな雰囲気。チャップリンやモノクロ映画をイメージするクラシカルさもある。 そんなNissyの新曲「Addicted」MVが解禁された。 Nissyとして活動をはじめて5年目。ベストアルバムを2月4日に発売することが決まっていて…
《ネタバレしています》 ここまできてまだ書くことがあるのかと、自分でも思う。でも。1月23日に発売された「GR8EST」ライブDVDが手元に届いて、また、揺さぶられた思いが鮮度を増して蘇ってしまったから。 「GR8EST」DVD、初回盤を見た。 4枚組になっていて…
手紙社という会社が企画するイベントが楽しくて、もみじ市や蚤の市にたびたび行くようになった。 そのなかで、さらに布博や紙博というイベントもあることを知ったのは去年辺りのことで、布博には去年もブローチほしさに遊びに行った。 今年も布博が開催され…
革靴の足元。トントンっとつま先を鳴らすと、はじまるオルゴールの音。 ハットを目深に被り、にやりと微笑むNissyの口元。 Nissy「GIFT」 冬の季節がやってくると一際輝くこの曲は、Nissyとしても活動する西島隆弘さんが、初めて作りあげた作品「どうしよう…
耳に流れ込んできた時からそれは特別で、荒く削られた叫びは美しかった。 菅田将暉「さよならエレジー」 昨年のMステスペシャルで、菅田将暉さんが歌うのを再び見られたことが本当に嬉しかった。リリース当時、この曲だけエンドレスに聴いていた時期がある。…
若気の至りにならない方、を徹底的に選んできた学生時代だった。 “後で恥ずかしくなる思い出”というものに納得がいかなくて、出来るだけ楽しいままの思い出を集めたかった。 いまも後で恥じるくらいならしたくないという思いに変化はないけど、タイトルだけ…