「CLASSY.」に載る大橋和也さんが好きなんだ。

 

ファッション誌「CLASSY.」

に、載る大橋和也さんが好き。というジャンルが私の中に存在している。

 

はじまりは突然に、なにわ男子の大橋和也さん掲載のお知らせを見た私は、本屋さんへと向かって慣れたペースでもくじを開き掲載ページを開いた。

なんというセンス。なんというセンスなんだと思った。

 

2021年4月号

第1弾のテーマは、『パン屋でよく会う男の子』

パン屋さん × 大橋和也さん

その雰囲気が似合わないはずがない。

柔らかさの二乗でふわっふわのもっちもちになるのではと思うくらいに似合う。

 

でもそんな、これにきゅんとくるんでしょ?みたいな見透かすテンションで来られたら、こっちだって引いてしまうかもしれないですと思っていたのに。

コンセプトの見せ方と、写真の構図も色味も、素晴らしかった。

スタジオ撮影というより、自然光と照明とを使った日常に近い明るさが印象的で、この明るさで画質が荒くならずにシャッターを切れるプロの技を見た。

こういう大橋和也さんを見てみたいな、が叶えられた、優しいページになっていた。

 

大橋和也さんの魅力だけでなく、背負っているリュックやトレンチコート、服も魅力的に見える。

私は写真を撮るのも好きで、構図フェチでもある。

これ好き!と思ったファッション誌のページや映画のフライヤーは、コレクションせずにはいられない。

これはいい企画だ…しっかり1冊買った。胸に抱えて買った。

もし可能なら、このページの反響がしっかり出版社に伝わって、第2弾があってくれたら良いのにな…と思っていたら。

 

あった。

2021年10月号。年内。なかなかの直近でやってきた。

 

第2弾テーマは、『喫茶店

好き!!見る前から好き!!

しかし更なる衝撃は、ページを開いてからやってきた。

その喫茶店が、恋焦がれるほど憧れた喫茶店だったから。映画「ばしゃ馬さんとビッグマウス」を見て、あのドラマこのCMを見て、ここ行きたい所!と何度となく思い続けた。

それほど好きな喫茶店の椅子に、大橋和也さんが座っている。

ナポリタンを平らげている。

こんな夢の共演があっていいのだろうか。喫茶店への思い入れがもっと増した。

 

2022年9月号

第3弾がやって来た。

テーマは、『夜のカフェ』

好きなんだってば…落ち着いた雰囲気でのカフェ写真は好きになるって…

コンセプト、コーディネート、照明、写り方、写し方。どれも良い。

いつものプリンも大人に見える。

第1弾でのあのこと再会という地続きなテーマも素敵で、また会いたかったあの役に再会できているような嬉しさがある。

お互いに行きつけのカフェ。好みが似ていて、“また会いましたね!”の彼。

身に覚えのあるシチュエーションに、ときめきの角度がてんやわんや。

 

ドラマともまた違う、写真の中での物語は短編小説を読み進めているような感覚で、とても居心地が良い。

 

「CLASSY.」と大橋和也さんの素晴らしき相性を、もはや大橋くんシリーズのように見られていることがすごく嬉しい。

しかも、藤原丈一郎さんも「CLASSY.」でこのテーマページに載ったことがある。

2022年2月号で、

『カジュアルイタリアンの店員さん』として。

それはもう、なぜ実在しないお店なのかわからないくらいに、しっくりぴったりきていた。

前髪を分けて上げた明るい髪の、笑顔がにかっと素敵な店員さんのいるイタリアン。

そんなお店があったら週替わりのデザートが変わる前にまた行く。

 

掲載誌の個性と相性を掴めてくると、こんなに楽しいものなのかと実感している。

そんなこんなで、今私の中には、

「CLASSY.」に載る大橋和也さん

「MORE」に載る岸優太さん

という2大方程式が成り立っている。

 

今回の夜のカフェでふと会う大橋和也さんもとても良かった。

贅沢は言わない。いつかそのうちでいいので、

『パン屋でよく会う男の子』にまた、会えるだろうか。