いるかなあ?と思いつつ、しておきたいなあとも思って。
カフェで話すみたいに力を抜いて、書いていこうかなと思います。
【 舞台、ライブ 】
2021年前半は、まだまだ明日の公演がどうなるかもわからなかった。
その緊張感は今もだけど、丸ごと公演が無くなってしまうことは減ったように思う。
「関西ジャニーズJr. あけおめコンサート」の配信から始まった1年。
舞台「青木さん家の奥さん」が、本当に久しぶりの直に体感する舞台になって、目の前に見るスポットライト。舞台の音響。
“青木さん家の奥さんのテーマ”を歌って踊る、藤原丈一郎さん、長尾謙杜さん、福本大晴さん、小島健さんの華やいだ姿に泣いて止まらなかったのを覚えている。
ミュージカル「WAITRESS」(ウェイトレス)を、初めて行く日生劇場で観た。
高畑充希さんの歌声が放つエネルギー。宮野真守さんのチャーミングさ。甘くて優しいばかりではない人生を、ひとつのパイに包んで描くミュージカルだった。
舞台「ロミオとジュリエット」
これだけは、どうしてもと願った舞台だった。
今でも、観たからには大切にすると刻んだ記憶のまま、心にある。
パソコンの画面には、ロミオとジュリエットのサイトの写真を設定したまま。変えるつもりがない。
なにわ男子のライブに、延期とキャンセルを越えて、ついに行くことができた。
「なにわ男子 First Arena tour 2021 #なにわ男子しか勝たん」
目の前に観るなにわ男子のステージは、決意と輝きとに満ちていた。
関ジャニ∞に、やっと会えた。
ライブ「8BEAT」
「十五祭」のオーラスから止まった気がした、“ライブ”という意味での私にとっての関ジャニ∞が動き出した。
初めてうちわにファンサをもらった…浦陸斗くんの両手投げキッスと最高の笑顔でお手振りはすごかった。
踊る姿、ベースを弾く姿、歌声、表情。丸山隆平さんがそこにいることが、ひたすらに嬉しかった。
手嶌葵さんのコンサートに行くことができた。
「手嶌葵 15th Anniversary Concert」
一生のうちに、いつか聴けたらそれで十分だと気長に待とうとしていたのが、今年叶った。
「明日への手紙」を、ついに直接聴いた。
今聴くのはあまりにも胸に刺さりすぎる。なぜ今と思っていたけど、あの時に手嶌葵さんの歌声を聴いたから、再起できた気持ちがあった。
【 大切だった出来事 】
映画「花束みたいな恋をした」が公開になった。
嬉しくて、嬉しくて、映画館で何度も観た。
本編へのワクワクと、エキストラ参加のシーンがどうなっているか、答え合わせをするドキドキが合わさって破裂しそうだった。
スクリーンに、あの世界観に紛れている自分を見つけた時、うぐっと声を抑えるのに必死になった。
本「ユリイカ」で坂元裕二さんが特集されて、1冊丸々が坂元裕二さんについての文章でいっぱいの本を、少しずつ読むのが楽しかった。
なにわ男子のデビューが決定した。
ファンクラブに入って、デビューシングル「初心LOVE」を予約して、受け取って。
「なにわのにわ」ポップアップショップからも、沢山のワクワクを届けてくれた。
デビュー日に載せようと決めて、書いて寝かせていた文章も大切に載せることができた。
シャンパンダイヤのネックレスを見つけて、思い出も宝物も加わった。
翌週には、関ジャニ∞が4年半ぶりのオリジナルアルバム「8BEAT」をリリースした。
聴く曲どれも新しく、抱えきれないほどのプレゼントボックスをどんどん乗せていってもらっているような感覚になった。
2年ぶりに、ようやく。友人と会えたことも大きかった。
2年前、私が遊びに行く約束の日の直前にインフルエンザにかかって、“また今度”がこんなに先になるなんて思いもしなかった。
遠くはないけど、近くもなくて。ライブのたびに会って、その気になればいつだって行けると思っていた距離が、こんなに遠くなってしまうのかと、途方もなく不安になった。
2年も経てば、趣味も変わる。お互いに、好きの対象への熱が変わっていたら?
それでも会いたいなあと忘れたことはなかった。友人は友人の場所で踏ん張っている。私は今はここで踏ん張る。
きっとまたと思いながら、もう会えなかったらどうしようと思ったこともあった。相手の無事をこんなに願ったことはない。
だから今年ようやく再会できたこと。
改札前に見つけた時、最高に嬉しかったこと。喫茶店で話し始めたら、途端に2年の幅など無くなったこと。
近況報告もしていなかったのに、お互いに関ジャニ∞を好きなまま、さらになにわ男子のファンクラブに入っていて、誰の…?と探り合いになったら揃って大橋和也さんだったこと。
二人して、丸山隆平さんと大橋和也さんを好きになっていることが楽しすぎて、離れているのに同じだなあと笑い合える時間がしあわせだった。
一人では出来ぬ…でも踊ってみたい…と思っていた「初心LOVE」ダンスも撮ろう!と誘いに乗ってくれて、NGテイクを重ねながら撮っている時間も嬉しかった。
出来たこと、嬉しかったことを抽出すると、これが私の2021年になる。
ただ、同時期に日々の中で起きていった様々なことを抜きにしての、嬉しかったことを書いているから、これだけではない。
年を跨いで向き合うしかない事がある。そのことで落胆して、何を考えるのも無理だと脱力した1ヶ月間があった。
この日は楽しむんだと決めた以外の日は、部屋でいかにリラックスできるかを考えて、香りが分かるかどうかの確認もしたいと、コーヒーが関心のあることに加わった。
これまでも、プラスな感想はどんどん伝えていこうと思ってきたけど、
今年の後半はますます、ホップステップを飛ばしてジャンプする勢いで、伝えたいと思ったことは文章、コメント、お手紙にして届けた。
シーリングスタンプの楽しさも、その中で実感した。
時期によって状況の全く違った2021年。
気をつけるべき事柄は何月であろうと変わらなかったし、これからも変わらない向き合い方をしていくけど、
年表として地続きで見るにはあまりに変動が激しくて、同じ1年間の中での出来事なんだろうかと、よくわからない感覚になる。
それでもなんとか、楽しみを見つけて自分を繋いで、ここまで連れて来ることができた。
友人との再会に、そうしてきてよかったとしみじみ思った。
今年の私、本当によくやった。
おつかれさまだった。
何をどうインプットしたら…と思いもしたけど、書きたくなったら赴くままに書くことも、こんな中でも続けられた。
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みなさんへ
「宛名のないファンレター」を読んでくれて、ありがとうございます。
この時勢、ライブや舞台の感想を書いたら、なんかな…と、もやもやさせるかもしれないと不安でした。
配信ライブというものを、どこまでオープンに書き残していいのかも分からなくて、その迷いは今もあります。
どんなふうに思わせていたかわからないけど、ここを開いてくれる人がいて、好きになる曲があって、楽しみを届けつづけてくれる存在がいて、2021年も書いていくことができました。
それぞれの“好き”が守られていて、健康でいてくれることを願っています。
また来年、2022年もよろしくお願いします。
三澄まろ
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