文庫本、作りました!

 

できた。できた。

中崎町で暮らした10日間を綴った「大阪滞在記」

文庫本を作るからには、カバーをちゃんと付けたかった。そのカバーのデザインは、きらきらふわんとした絵を描くあの方にお願いしたかった。

 

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暑かった夏の日のクリームソーダ

泡の浮かぶ空みたいなグリーンの中に、大阪で見たあの景色。

 

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カバーデザイン・カバーイラスト ぷぁるしぇんこさん

ブログのためのアイコンを描いていただいて、いつか本を作ることになったら、絵をお願いしたいと思ってきた、ひとつの目標が現実に。

こんなにも文庫本らしくなったのは、絵とデザインを担当してくださった、ぷぁるしぇんこさんのおかげです。

テンプレートも何もないところから、文庫本らしいといえるデザインを作ることは大変で。本文の原稿を作った後、カバーのデザインがどうにも作れないと頭を抱えていました。一人で全部は無理だ…!と自覚した時に、力を貸してください…!とお願いすることができて。

そうして、素敵なカバーが出来上がりました。

 

紙ひこうき文庫と書かれた上にいる動物は、ひつじ。

クリームソーダの中で飛行機が飛んでいること、裏表紙、背表紙の素敵さも話していきたいけど、手にとってもらえた方に楽しんでいただけたら、それが一番嬉しいです。

本として、しっかりとしたクオリティにしたいという願いが実現したこと、本棚に並べたくなる本を作れたこと。よかった…

 

この本を、11月24日(日曜日)の「文学フリマ」(文学フリマ | 小説・評論・詩歌 etc.の同人/商業作品展示即売イベント)で販売します。

当初の予定と価格が変わり、980円での販売に決まりました。全134ページ。

いつか、いつかと思ってきて、ようやく形にできたエッセイ本。第1作目の「大阪滞在記」を、ぜひ手に取って開いてみてほしい。読んでもらいたいです。

 

本ができて、今度はディスプレイを考える日々。雑貨屋さんに行くと、つい目が、あれはディスプレイに使えそうとアイデアを探して、楽しい。

書くことを続けた先には?と問いながら、それでも手を伸ばしつづけて、前に進めたら。

今はこの本を届けるその日だけを見つめて、前進しています。

 

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