なにわ男子とTWSのケミストリー

 

放送前からワクワクしていた、なにわ男子の冠番組「逆転男子」へのTWSのゲスト出演。

安心感、安定感、そして流石なボケとツッコミの切れ味。

バラエティにも磨きをかけ続ける、なにわ男子がそこにいた。

 

正直最近はバラエティ番組を見ていなかった。

情報量の多さだったり、苦手な雰囲気が生じたときの居た堪れなさにギブアップして。

それでも、今回その心配がないことを開始数分で理解した。

 

初の海外ゲストとして迎えつつ、

今回、ゲームを行うためのチーム分けが興味深く、なにわ男子チーム × TWSではなかったのがとても良かった。

同じカラーのビブスを着て、視覚的な見分けの意味では一緒混乱するけど、それが同じチームでゲームを楽しんでいる様子になって良い。

体格差と空気感含めて、一目瞭然かと思ったのが、見事に混ざり合っていたことにも発見があった。

名札には日本語とハングル表記がされていて、咄嗟に呼べるようにもなっている。お互いにコミュニケーションを楽しんでいるのが空気感から伝わってきた。

 

日本ツアーをしていたTWSと、アジアツアーで韓国でも公演をしたなにわ男子。

ハンジンLOVEの大西流星さんと、韓国での舞台挨拶も経験していた道枝駿佑さんから、メンバーは韓国語を教えてもらっておいたりしたのかなと想像するのも楽しい。

 

ダンスコピーに混乱した大西さんは、「完璧です!」『どこがやねん!』が炸裂。

そのまま伝達されたシニュは見たことのない困惑の表情でフリーズ。周りからシニュくんどう?いけそう?と声をかけられたシニュの清々しい「ハイッ」なにも大丈夫ではない。

大橋和也さんから『大丈夫?ケンチャナ?』と聞かれて「だだだ大丈夫…ケンチャナ」と見事に日本語で言葉に詰まる。

その一連が見事に面白くて、2グループで関西お笑いが成立するんだと感動さえ覚えた。

 

さらっと発したけれど、『ケンチャナ?』と言える大橋さんも、その駆け寄り肩つかみムーブも、言葉に壁など作らせない大橋さんの距離縮めのプロが発揮されていた。

それに対して、はじめの『大丈夫?』を日本語で理解して「大丈夫」と返すシニュに、日本での日本語習得を感じて、不意に聞こえた韓国語での『ケンチャナ?』にも反応する双方の理解のスピード感にワクワクした。

組体操では、『1.2.3』が自然と韓国語の「ハナ、ドゥル、セッ」が藤原さんの口から出ることにも感動しながら見た。

息を合わせて安全に気をつける必要のある場面で、大切な気遣いが表れていたと思う。

 

あの短時間のために、s**t kingzのshojiさんが審査員をしている豪華さに驚くのだけど、

ゲームの内容説明の際に、ダンスのステップやジャンルの違いがあることを簡潔に的確に話してくださっているのを見て、shojiさんがいてくださってよかったと感じた。

ボーイグループ、アイドルといっても、様々なグループがあって、得意とするダンスやアクセントの付け方にグループの色があることを再認識できた。

ロジャーラビットのステップが好きだ。

 

番組前半、横並びでゲームへの意気込みを話すなか、注目されていることに気づかずマイペースに靴紐を結び直すドフンに気づいた大西さんが、

その行動をツッコミにするのではなくて、褒めポイントとして「ドフンくんのパフォー…一番靴紐をうまく結べる」と紹介したユーモアもすごく良かった。

もはや番組内で堂々と公言されるハンジンへの大西さんの愛。嬉しそうなハンジン。

TWSのプロフィールを紹介する西畑大吾さんに不思議な世界線の繋がりを実感して、通訳さんの声には耳馴染みを感じ。

プロフィールの度に、大西さんがTWSメンバーの名前をすぐに呼んでいるのが映っていなくても聞こえる。

ヨンジェのアンケート回答に関心を示す藤原丈一郎さんからの、「おいで」に降り注ぐ藤原さんからのリアクション。からのヨンジェの特大笑顔。

いつもはお兄さんなメンバーがいつもとは違う様子にはしゃぎながら、ダンスリレーでも組体操でも本領を発揮するジフン。

なにわ男子の最年少、長尾謙杜さんと並ぶと尚更マンネのギョンミン。お兄さん側にいるのが新しく見える高橋恭平さん。

なにわ男子が可愛がる側という新鮮さ。並んだときにわかるTWSの歳下感。

 

面白かった。どちらも知っている楽しさで二乗になった面白さ。

最後の最後には、大橋さんのプリンプリンに笑顔のシニュを見られるなんて。

なにわ男子と、なかでも輝く大西流星さんのシュールなギャグセンスが最高で、久々に笑い泣きした。

あっという間のご褒美番組だった。好き×好きがチーム混合で並ぶという嬉しい情報量の多さに、どこを見ても幸せ画面だった。