なにわの日、関西ジャニーズ配信ライブで狼煙が上がる

 

イエーイ!の勢いで歌い出したいくらい、嬉しい知らせが飛び込んだ。

関西ジャニーズが大集結して、配信ライブが決定!!

7月28日、なにわの日に「なにわ男子」「Lil かんさい」「Aぇ! group」など、ジャニーズJr.たち、さらに「ジャニーズWEST」そして「関ジャニ∞」が集う。

 

先日の配信ライブ「Johnny’s Happy LIVE with YOU」では、関東での収録だったため、当時は県を跨いだ移動は控える方向だったこともあり、どんどんと勢いを増している関西を拠点としたジャニーズJr.の出演は無かった。

でもきっと、状況が整えば何もせずにいるはずはないと期待できる気がして、時が来るのをじっと待つつもりでいた。

そして届いた吉報。金曜日の夜の時点で、明日のめざましテレビの出演予定欄に関ジャニ∞ジャニーズWEST…と関西のグループ名が連なっていたことから、何か起こる予感がビシバシしていて、静かな中にソワソワとした空気が漂っていた。

翌朝。確信に変わった嬉しい知らせ。夢ではないと、賑わうツイッターのタイムラインを見て噛みしめた。

 

しかも。この1日のみのライブで終わらず、8月を通して各グループごとの配信ライブまで行われるという。

会場は、松竹座。

 

松竹座ですって………

長いため息をつきたい。サプライズが盛り沢山すぎて、玄関開けたら赤いリボンを掛けたプレゼントボックスを持ったメンバーが、次々に腕に抱えきれないほどのプレゼントを乗せていくような感覚。待って待って落ちるって…!と焦りながら、内心嬉しさで破裂しそう。

関ジャニ∞と松竹座の積み重ねてきた歴史は、年数をかけてようやく少しづつ知るようになって、十五祭でドームのスクリーンに松竹座の緞帳を映し出した時から、たとえ足を踏み入れたことが無くても大倉忠義さんの気持ちの通り“松竹座に連れて行ってもらった”感覚になった。

関ジャニ∞は47都道府県ツアーのスタートを松竹座に選び、あの場所から歩み始めた。

現在進行形でステージに立ってきている「なにわ男子」や「Aぇ! group」にとっては、今まさにその歩みの最中。

 

Johnny's DREAM IsLAND 2020→2025 〜大好きなこの街から〜

日程は、7月28日(火曜日)

関ジャニ∞

ジャニーズWEST

なにわ男子

Lil かんさい

Aぇ! group

関西ジャニーズJr.

 

 

8月1日(土曜日)

ジャニーズWEST 

8月8日(土曜日)

 関ジャニ∞

8月11日(火曜日)〜8月12日(水曜日)

 『僕らAぇ! groupがbrakeしそうですねん?!』

 Aぇ! group

 Lil かんさい

 他 関西ジャニーズJr.

 8月15日(土曜日)〜8月16日(日曜日)

関西ジャニーズJr. 

 8月18日(火曜日)〜8月19日(水曜日)

なにわ男子 

 8月24日(月曜日)〜8月25日(火曜日)

Aぇ! group 

 

視聴はJohnny's netオンラインから

配信時間と視聴料金については、今後発表される。 

発表された詳細は、Johnny's netオンラインのページに掲載されています。

Johnny’s DREAM IsLAND 2020→2025 ~大好きなこの街から~ | Johnny's net オンライン

 

箇条書きにしただけで充実しすぎている、このラインナップ。

公演と放送時間の長さの都合かなと思うのだけど、2日間も振り分けられているのがすごい。

この状況下になる前、それぞれのグループにライブの予定があった。関ジャニ∞は47都道府県ツアーの最中。ジャニーズWESTはツアーが決まっていて、

なにわ男子は再再追加公演という異例の決定で、両国国技館でのライブが予定されていた。Aぇ! groupは昨年初のライブツアーを行い、今年3月には松竹座での公演を控えていた。Lil かんさいは初単独公演を4月に予定していて、それらすべての公演が、現状行えずにいる。

体感できるほど、エネルギーを増して拍車をかけていた関西ジャニーズJr.だったからこそ、その勢いのままに走れないことが見ていても歯痒く、どうしてこう…と上手く進まないように見えた状況に、いたたまれない思いだった。

それが今。このままで終わるはずがないやろと吹き飛ばすように、大きな花火を打ち上げてきた関西エネルギーに、またも背中を押されている。

 

 

各グループの個人的な印象は、

関ジャニ∞松竹座から歩みを始めた関ジャニ∞

気づけば後輩が増えて、立派な大人。なのにメンバーだけで会話をはじめると、メンバーがメンバーの発言に笑って話しが進まないこと多々。謎の流行りギャグが生まれると、ずっと言う。

そうかと思えば、「DO NA I」や「罪と夏」でイケイケなダンディーさを見せつける。さらにはバンドで、大人になっても器用にはならないかっこよさを見せるから心臓がもたない。

ジャニーズWEST成長の第二形態に入った感のある、変革期真っ只中なグループ。

キーボードを楽しそうに弾く重岡大毅さんの隣に座ってメンバーが歌う「間違っちゃいない」は、重岡大毅さんの最高の笑顔と共に印象に残る。

「ええじゃないか」のイメージを強く持つ人にこそ、アルバム曲やカップリングを聴いてもらえたら。賑やか楽しいのはもちろん、「Parade‼︎」などの、しっとり穏やかにJazzな雰囲気で歌う彼らの魅力を伝えたい。

なにわ男子:原石から宝石へ、ブリリアントカットな輝きを放つグループ。

まだデビュー前にも関わらず、グループとしての完成度がすごい。音源化されていない魅力的な持ち歌がいくつもあり、とくに彼らの曲「ダイヤモンドスマイル」が素晴らしいので、聴いて、見てほしい。

撮影などで、それとなく年長組と年下組なポジションになることが一応あるものの、集うとわちゃわちゃしだして誰が最年少なのか分からなくなるはしゃぎっぷり。

Lil かんさい:こんぺいとうのように甘さがギュッと粒になった可愛らしさ満天のグループ。

「Lil miracle」という可愛く爽やかな持ち歌があり、おとぎ話の世界の中に、歌詞はなかなかリアルな恋のムードも。曇りなくファンタジーを届けられるバランスが素敵。

Aぇ! group:バリバリのダンスはもちろん、バンド体制も組めるグループ。

一見、近づきにくいセンターオーラを放っているように思った末澤誠也さんが、実はグループ内で可愛がられポジションだと知ってからのギャップ。そして最年少の佐野晶哉さんは、Jr.に入る前からミュージカル経験者。長い手足を活かして魅せるダンス、さらにバンドではドラムを演奏する。

今後、それぞれの個性がさらに爆発した時のグループとしての強さは末恐ろしい。

 

 

配信ライブの発表と同時にYouTubeにアップされた映像には、そうは言ってもどんなグループがいるの?という問いに答えられる魅力的なダイジェストが用意されている。

3分ほどの映像なのだけど、見ていると嬉しさと感慨深さで涙が出る不思議。これまでの各グループの道のりがぶわーっと溢れてきて、しかもこの時期での覇気のあるステージには泣けてしまう。

もっと早い時期だったとしたら、ゆったりとした空気のものを見たいと思っていたかもしれない。でも今は、もうひとエンジンかけて行く勢いがほしい。

 

関ジャニ∞の47都道府県の映像には問答無用で胸が熱くなる。ジャニーズWESTのがむしゃらな「ええじゃないか」に無条件に元気が出る。

続いて流れた、なにわ男子の映像。キラッキラな「ダイヤモンドスマイル」大橋和也さんの歌声。ここぞという時に満を辞して選択できる曲があることのすごさと、参加グループの中に「なにわ男子」がしっかりと立っているのが嬉しくてたまらなかった。

必ずこのメンバーでデビューを掴むと並々ならぬ覚悟を感じるのは、Aぇ! groupも同じで、ここにかけると決めた彼らのステージからは一時たりとも目が離せない。

Lil かんさいも初の単独公演という意気込みが挫かれたままにはならず、ステージで魅せる場が用意されて本当によかったと安心した。

 

…ここまで書いてみて思う。熱弁しすぎ?

でも、自然とそんなふうに思い入れが深まってしまうほど、関西の歩むグループの歴史には縦に繋がる家系図のような魅力がある。

 

大阪が好きだ!今はその思いでいっぱいだ。

関西が地元なわけでもないのに、どうしてここまでその土地柄に惹かれるのか。自分は少しおかしい?と思うこともあったけど、それをずっと大切に思いつづけてよかったなと噛みしめている。

関ジャニ∞に背中を押された10日間の滞在を経て、再度大阪に来た時には関ジャニ∞の京セラドーム公演で偶然に目撃することになった、なにわ男子の「なにわ Lucky boy!!」をきっかけに、関西と関ジャニ∞だけでなく関西ジャニーズJr.のことを徐々に知っていくようになった。

そのおかげで、史上初の関西大集結という一大イベントをリアルタイムで見ることができる。どんな経緯があったかも踏まえて見られるなんて、徐々に学んできた甲斐があったと感慨深さを感じる。

 

関西でジャニーズとして、根をつけて懸命に上に上にと成長してきた彼らが、いま関西への思いをエネルギーに変えてライブをする。

関東に居られたら、不意に呼ばれて仕事を掴む機会もあるけれど、関西にいては不利になることがあったかもしれない。しかし今回は、その特色を正々堂々強みに変えて、関西ジャニーズだと胸を張る姿に胸が熱くなる。

いくら応援する側が関西にいる彼らを好きだと思っていても、葛藤をもし彼らが感じているとしたら、その場にいることを喜んでいいのかわからない気持ちもあった。

だから、誰よりも本人たちが大阪への気持ちを強く持っていて、大阪を好きでいることが最高にうれしい。

 

家にいても、どこに居ても。大阪の空気を思いっきり感じることができる。

なんぼのもんじゃい!!と突き抜ける彼らの姿を、真正面から見届けたい。