行ってきました東京ドーム。
初めてでした東京ドーム。NEWS4人が並ぶ姿を実際に見ることも初めてで、ドーム公演に行けるとわかったその日から、どんな出会いになるのかと思い巡らすこと3ヶ月。
テゴマスの青春が初めてのコンサートであり初めてのジャニーズだったので、 “コンサート” がどんなものなのかは大体知っていたものの、NEWSをさかのぼりいろいろなライブDVDを見る限りこれはハンパではない熱気だぞと感じ、ツアーが決まるずっと前からお馴染みなのであろうコール&レスポンスや、みんながペンライトを片手にしている手振りを自分なりに研究し、覚えていた。
次のコンサートがいつになるのかは分からなかったが、その時は全力で楽しめる自分でいたかったのだ。
そんな毎日をすごし、ついにやってきたその日。さっそく会場周りのわくわくに満ちた空気感に驚く。これだけ沢山の人がNEWSのコンサートを観に来ていて、目的がひとつなことがまずすごい。
ツアーTを着ていたりツアーバックを持っているというだけで勝手に芽生える仲間意識。(笑
会場に入り、階段を上りスタンド席から見えた景色は、圧巻だった。
向こうに見えるステージ、そこから繋がる花道。空中にはブラックとホワイトに分かれた大きなバルーンが浮かんでいる。華やかなイメージとは裏腹な、モノトーンで落ち着いた空気感につつまれていて、どんな心持ちでいればいいのかわかりやすく、コンサートのイメージがつかみやすかった。
感想。
もう、いきててよかった!!!
コンサートのもつ力を甘く見てましたごめんなさい。すごい。あれはすごい。
はしゃぐということがまず出来ない私があんなに楽しめるとは思わなかった。あんなにハイテンションな自分を自分で初めて見た。
キャーという声こそ発しなかったものの、恥ずかしさに負けるのではと思っていた自分が全力でコール&レスポンスをしペンライトを振って、MCでは笑い、時に見とれることしか出来ず。
NEWSの魅力、底知れない。おそろしい。
様々な世界観が入れ替わるなかでも一貫して「色」がテーマにあり、これまでのおもちゃ箱をひっくり返したような賑やかさというところから、一歩踏み進めた一面を見せてもらえたような
これからのNEWSにはこんなことが出来る、こんなこともしてみたいと思ってますよ という、プレゼンテーションのような可能性がギュッと詰まったコンサートだったと感じた。
コンセプトをしっかり立てても、ドームの広さがあっても、細やかに計算し作り上げられるNEWSならこれからもっともっと試してみたいこと挑戦できることあるんだろうな…!!
演出のひとつから広げて膨らますだけで何回か分のコンサートできちゃうんじゃないか。
コール&レスポンスも手拍子も、どの席にいても関係なく参加できる演出だと意識すると、NEWS自身が誰よりも一体感を求めていて、置いてきぼりにしないようにと気づかっていたように感じた。
手拍子するだけのことがこんなに楽しいものだとは。会場全体の歌声が揃ったときのあの感覚たまらんな。あれだけの人数いるのに、声ってまとまると一人の声みたいになるんだな。
ステージを真っ正面に、スタンド二階後ろの後ろ、ちょうど真ん中から観られたおかげで照明効果が均等にバランスよく見え、どんな席でも楽しみ方は必ずあるものだなと実感した。
レーザーが本当に綺麗で、一曲一曲表情が違う。レーザーなんてどれも一緒なんじゃという固定概念は完全に覆された。客席からステージを照らすのとまた違い、ステージから客席へ向けて発射されるレーザーによって制御され影響を受けている感が、よりTEAM WHITEを印象付ける。
そうくるか!と度肝を抜かれた演出がいくつもあり、今回はベスト5でお送りしたい。
- ロメオからのESCORT
- “LOVE”からはじまるWhite Love Story
- ツボを押さえたSNOW EXPRESS
- 恋のABOへのポージング移動
- NEWSニッポンへの流れ
【ロメオからのESCORT】
もう最っ高だな!計算し尽くされとるな!と降参状態だったのがESCORT。
ロメオな慶ちゃんに皆が釘付けになっている間にさりげなく背後にホテルの扉が出現。 開いた扉の向こうに小山くんは消えていき、その扉を静かに閉じたのはベルボーイに扮したシゲ。
もう降参でーす!ぐうの音もでないー
美しすぎる。モニターからだからという可能性があるけども、フッと顔を上げるまで、シゲとは気付けないあのさじ加減が絶妙ですね!
ブルーの制服似合いすぎでしょう。私はブルーを身にまとうシゲが好きです。
愛はシンプルなカレーライスといい、シゲのミュージカル演出は間違いないのですが、香水のビンを手に持ちふりかける動作や一人で完結させずにバラの花を受け取る手だけを出演させるあたりがもう、わかってらっしゃる!!!
【“LOVE”からはじまるWhite Love Story】
アンコールをアンコールとして使うのではなく、あえてアルバム曲を2曲残しておく、粋。weeeekもそうだったけどあんなに可愛いカメラの使い方を私は知らない。
10thでこれはいけると思ったのかどんどん取り込んでくれたことに感謝しかない。つい最近、テニスなどで優勝者がする “カメラにサインからのウインク” がたまらなく私は好きだと気付いたばかりでこんな。
好きに決まってる!!
あれ書く時ってすこしより目がちになるんですよ。モニター観てる側からしたらカメラまっすぐ見られるより隙があって破壊力が抜群なんですよ。
たのむ!あのカメラ映像だけを全公演分詰め込んだものをDVDに収録してくださいっ…!!
【ツボを押さえたSNOW EXPRESS】
まさかのSNOW EXPRESS。客席側ではなく4人向かい合う形で立つ白いスタンドマイク。
アレンジの完成度に圧倒されながらも、やっぱりほしくなるあのダンス。このまま一曲歌いきるのかなと思い始めたタイミングで、踊るんですあの振り付け!!!
にくいなーやりおるなー!
【恋のABOへのポージング移動】
ONEからスッと入るあのポーズの滑らかさ。勘違いでなければあの指の動きに合わせるように飛行機のフライト音みたいなのが聴こえた気がして、グッときた。あのコールを自分も出来る!この喜び!
【NEWSニッポンへの流れ】
一緒に楽しめるインターから、お馴染みの曲へ移るの繋ぎかたが素晴らしかった。
雰囲気が出来上がっているからこそ、いつもの曲へのもっていき方は難しいと思うのだけど「ああそういうことか!」とピンと来たときの嬉しさったらなかった。テンションどーん上がった。
これまでのにぎやかさいっぱいなコンサートから更にパワーアップし、シリアスな魅せ方まで存分に見せつけてきたWhiteコンサート。
サヤエンドウで「明日も会えるはず 信じているさ」を全体で歌った時の、事実明日もコンサートという文字通りな状況にはとてつもなく高まった。
ジャニーズだけは興味がないと確信していた自分が、偏見を脱ぎ捨てここまでになるとは。
NEWSの奥深さをなめていた。
なぜ自分は美しい恋にするよコンも10thにも間に合わなかったのかと悔やむことがあったが、Whiteコンに参加できた、それだけでしあわせもんだ。