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関西弁×英語のタッグで感じた錦戸亮さんのセンス「Tokyoholic」

関ジャニ∞ 音楽感想

 

ライブの流れのなか、ゲリラ的な空気で始まった「Tokyoholic」のインパクト。

関ジャニ∞が揃って演奏したインストの状態でのセッションを「NOROSHI」初回盤の特典映像で見た時の高揚感。あのメロディーはオープニングやバンドスタートの区切りに演奏するものになるのかと思っていたら。まさかの歌詞がついた。錦戸亮さんの作詞で、関西弁と英語で歌詞を組み立てる独創的なセンス。ゴリゴリのバンドで、攻めに攻めた歌詞を歌うけど、それが関西弁であることで言葉として耳にキツくこない。

しかしそのなかで、「I don't like you Tokyo!!」を東京で叫んだ!という衝撃は凄かった。言ってしまったー!と勝手にハラハラした。I don't likeにyouもTokyoもどちらも入れたのは、“あなたも東京も”なのか“象徴としての東京”なのか。様々な意味で取れるのかなと考えたりした。外へ向けて放っているのに、東京にいる“自ら”も含まれている感じがおもしろい。

 

「I don't like you Tokyo!!」

から

「I don't like you...」

と少しごもって、最後の最後に

I can't hate you Tokyo!!

と繋ぐのが、徹底された遊び心だなと聴いていてどうしようもなく楽しくなった。

【好きじゃない】という意味の「Don't like」よりも「hate」はキツい意味になる。どちらかと言うと品のない単語なので普段気軽に使ってはダメ。でもそれを「I can't 」で繋ぐから意味がある。それだけ強い言葉を使おうとするのに、それでも嫌いになりきれない東京。

 

音源が収録されているのは「なぐりガキBEAT」の通常盤なのだけど、音に注意して曲を聴いて初めて気づいたこともあった。

始まりの音がタンバリンをシャラッと渋谷すばるさんが手に取る音からになっていること、終わりの音もタンバリンを置く音で曲が止むこと。楽器の始まりはベースなんだとライブでは認識していたから、音源バージョンは音源バージョンにある魅力とこだわりを感じた。静かなステージにバンドが揃い、ステージに歩いてきた渋谷すばるさんがタンバリンを手に取るのが始まりの合図のようなイメージ。ライブでは手にサポーターをはめて、あの休みないスピードで最後までリズムを刻む姿が印象に残った。全力で弾く姿はタンバリンであっても格好よく見せることができると知った。

そしてメロディーの溜めと、なだれ込みの巧みさ。丸山隆平さんと大倉忠義さんのパートでリズムをゆるやかにしてからの大サビに入る見せ方。

歌詞の所ではベースがメインになって少し楽器が後ろに下がってから、歌詞の間にバッと前に出てくる、波のような押しては返しての強弱も注目するところが理解しやすい流れになっている。

「Tokyo‼︎」で聴こえる、村上信五さんの声で投げつけるようにやけっぱちな感じが曲に凄く合っていたり、サビでハモりではなくユニゾン錦戸亮さんと渋谷すばるさんの声が重なった時の、向かう所敵なしな疾走感。

錦戸亮さんの声は特に、しゃがれた感じで歌われると最高に渋い。

 

歌詞カードを見ると曲への面白みも増した。

2番の歌い出しは1番と同じフレーズなのだけど、歌詞カードには2番だけカタカナ表記で書いてある。「everyday」も「エビデイ」と発音寄りの書き方になっていて、これも錦戸さんのさりげない遊び心なのかなと思うと、いたずらっぽく笑う錦戸さんの表情が思い浮かべられる気がした。

 

歌詞に出てくる英文を、曖昧なままではなく意味をちゃんと知りたくなって分析をしていたら、洋画やドラマの会話の中ではなんとなしに聞き覚えのあった言葉だけれど、意味を気にしたことがない単語がいくつか出てきて調べているうちに楽しくなってしまった。せっかく錦戸さんが英語だから出来る表現をしているのに日本語に訳してしまうのは野暮なことのようにも思えたけど、あくまで個人の推測ということで今回は書きたい。

 

歌い出しにくる「I'm so damn hungry...」はそのまま訳すと【とても空腹】

でもおそらく、お腹が空いたという意味にするだけなら「damn」は無くても文になる気がするのだけど、色々な意味合いのある「damn」という単語を使うこと。そして歌のなかでの語感を大事にしたことにきっと意図があるのだろうと思う。

 

その次にくる英文が、調べていてとても興味深かった。

Why are you so mean to me?

so mean”は、【意地の悪い、たちの悪い、きたない、卑劣】という意味を持つらしい。

調べてみるまでは、「mean」は【意味】という意味で使われる言葉だと思っていた。文法の運びや強調の“so”が前に付くことで、そういう意味にもなるのだと初めて知って、勉強になった。

「Why」は【どうして】、「to me」は【私に(俺に)】ということだから、《なんで俺にそんな意地の悪いことすんの?》というイメージかなと思う。この曲の場合、訳しも関西弁のイメージ。

 

サビ前で立て続けにくる英文、

How far did I run?
Don't know where to go!
Hey!wait!
Here we go then!

にそれぞれある基本的な意味としては、

《どれぐらい遠くまで俺は走った?》

《どこへ行くかなんて分からない!》

「Hey!wait!」はそのままの意味として

《行くぞ》

という意味になるかなと思う。思うけど、せっかくセンス良くしてるのに訳してしまうのはやっぱり罪悪感がすごい。そんなダサくないわとおこられそうだけど、すみません意味を知っておきかったんです…

先ほどそのままの意味と書いた「Hey!wait!」の部分。ここまでの強気な歌の姿勢からしたら、文法に習わず「wait」の頭文字も大文字にして“Wait!”で声を荒げているニュアンスを出しても不思議ではないかなと思ったけれど、「Hey!」は頭文字が大文字なのに「wait!」で小文字になるところがなんだか《おい!》と強気に出てみたものの《待てよ!》と声がちょっと小さくなってしまった気の強い子犬みたいで、ちょっと可愛いのでは…!と思ってしまった。

 

 「Tokyoholic」はやはり関西弁と英語の振り分けのさじ加減が秀逸で。

I'm so damn hungry...

からまだまだ足りないという心境が伝わり、さらに関西弁で

満たされへんままただ消化してく everyday

と続くことで、ただお腹が空いているという文字通りの意味合いではなく思う事があるということが理解できる。

 

 

ライブで実際に聴いた時の

そんな上から見んなやこっちも必死なんじゃ

の強烈さ。関西弁でないとこのニュアンスは出ない。ライブでこの歌詞を錦戸さんが歌うたび、ワーッ!!と上がる歓声とドーム全体の空気が熱を帯びていく感覚は経験したことのないもので、お客さんに女性が多いコンサート会場とは異質のライブハウスのような熱量だった。

渋谷すばるさんのソロでのライブはライブハウスでも公演があって、いつか経験してみたいと思っていたなかで、今回のこの空気感はそれをすこし体感できたような気がして嬉しかった。

ライブセットリストの、バンド演奏をしている映像を挟んで、映像で見せて煽ってからの「Tokyoholic」→「象」→「NOROSHI」の流れが最高に楽しかった。

音楽に乗るって、ど、どうしたらいい…?と戸惑い続けてきた自分でさえ、ペンライトを持っているのもじれったくなって、置いた。拳ひとつで足りた。

 

自分はネイティヴでもなんでもないけれど、だからこそ英語に興味がある。「Tokyoholic」を聴いて歌詞カードを読んだ感想は、単純な使いやすい英語というよりもスラングを積極的に取り入れた英語使いの詞になっていて、それは普段から英語に関心を持っている錦戸さんならではの言葉選びだなと感じた。

教科書で習う単調な言い回しではなくて、楽しんでいる空気が伝わってくる。錦戸さんだからこの言葉にしたのだろうなという色が出ていて独特。

そんな魅力を炸裂させたのが今回の、作曲・編曲・作詞 錦戸亮 「Tokyoholic」なのだと思う。

影響し合うけど混ざらない。カスミとポチ男「味園ユニバース」

関ジャニ∞ 映画感想

 

味園ユニバース」ほど、映画館でなぜ観なかったんだろうと悔やんだ映画はない。今でもまだ。

 2015年にDVDが出てから、レンタルして見たという記事を書いてしばらくして、やはり私は「味園ユニバース」のDVDボックスを買った。どうしても初回盤が欲しかった。海外版チラシもブックレットも、大切すぎてそっと棚に並べてある。開く時は未だに丁寧に開ける。

買った甲斐があったと思えるほど、頻繁に見ている「味園ユニバース」。映画館で映画が公開されたのは2015年の2月14日だった。二年の月日が経っても変わらず、見るたび初めて観た時と同じ空気が蘇る。

変わったことは、自分が関ジャニ∞を知って、渋谷すばるさんを知るようになって、二階堂ふみさんのさらなる魅力を知ったこと。

あの時には意識していなかったけれど、私は二階堂ふみさんと同い年で、正確に言うと1歳下の同学年になる。そう思うと、渋谷すばるさんの隣に並んで演技をする二階堂ふみさんがどれだけ凄いのかをひしひしと感じる。比べることがそもそもおこがましいのだけれど、ポチ男の隣に居るカスミという役を、あの深みを表現できる彼女にとても惹かれた。

 

2年前、撮影期間で言うともう少し前、あの時の渋谷すばるさんと二階堂ふみさんが共演したことに、意味が生まれていたと感じる。今撮るのとは違うものが。

少し先でも、少し後でも違ったタイミングを逃さなかった山下敦弘監督も只者ではないと改めて思う。いまテレビで深夜に放送されている、「山田孝之のカンヌ映画祭」というフェイクドキュメンタリーで山田孝之さんと行動を共にするのが「味園ユニバース」を撮った山下敦弘監督で、山田孝之さんも何を考えているのか分からないけど、山下敦弘監督も中々何を考えているのか分からない。

味園ユニバース」のホームページを見にいったら、まず映画の企画は渋谷すばるさんを主演で映画をつくるというところから始まり、「大阪」で「音楽映画」という大枠が決まっていったと書いてあった。山下敦弘監督が赤犬を引っ張り込もうと決めてからの企画の動き出し方がまた格好いい。そしてカスミ役を二階堂ふみさんに。本当によくぞ二人を同じスクリーンに収めてくださった…と思う。

 

二階堂ふみさんのイメージは「味園ユニバース」を観るまで、かなりエキセントリックな作品に出ることの多いイメージで、普通の女の子な二階堂ふみさんをいつか観たいなあと感じていた。最近こそバラエティや、バカリズムさんと若林さんと一緒に「住住」という深夜ドラマで自然体な空気を観られることも増えたけど、「味園ユニバース」はそういう意味でも新鮮な印象だった。

公開当時のインタビュー記事をもっと読んでみたかったなという思いがある。どんなふうに映画が作られていったか、監督はどんな考えを持っていたのかを今でも知りたい。パンフレットはどこかで見つけられたら欲しい。バックナンバーでタワレコの本コーナーに並んでいたのを見て、表紙から惹きつけられて買った雑誌「プラスアクト」は、監督と渋谷すばるさんの対談の内容が濃くて読み応えがあってすごくよかった。

 

何度も映画を観ているうちに、カスミと赤犬の関係性も独特でいいなあと考えるようになった。

カスミの親代わりになろうという感じではなく、近所のおっちゃんより近い。仕事だけの距離でもない。鈴木紗理奈さん演じるマキコも、カラッとしていて過保護じゃないんだけど、「なんかこう前より、明るなったんちゃう?」とポチ男に出会って変わり始めたカスミの空気に気づいていることを伝える言い方なんかが、カスミにとって心地いい距離なんだろうなと思いながら観ていた。

ポチ男に対しても、赤犬たちの距離感は独特だった。初めは「ナイトスクープ呼ぼうや」とか面白がるけど、なんかあるんだろうなと察しはじめたところから変な詮索はしない。カスミはポチ男の居た場所について調べるけど、赤犬たちがそれに協力したり、ポチ男に直接訪ねたりはしない。

赤犬がポチ男に頼んだことと言えば、ボーカルをさせるかどうかの確認でカラオケボックスに集まり「赤いスイートピー」を歌ってほしいとリクエストした赤犬のチョッピーからのお願いと、実際に赤犬バンドとしてのメインボーカルをポチ男にと決めた時の二点なのではないかと思う。最後、ユニバースで歌うかどうかを決めさせる時もポチ男に対して赤犬のロビンが「ポチ男、準備しとけ」と言って、カスミが「こっからはあんたが決めろ」と言ったのみで無理強いはしない。

それぞれがそれぞれに放し飼いだけど、集まる所は決まっていて、何かあったら誰かが手を掴むような。理想の関係性がそこにあった。大阪の空気だからこそ成立することだとも感じていて、東京で同じ脚本ではきっと噛み合っていかない気がする。

 

そしてやっぱりそこに繋がるのは関西弁だからこそのニュアンスで、ほかの言葉では表現しきれない隙間を埋めてくれている。

もっと具体的に言うと、どうにも言葉にならないとき。やるせない思いのとき。はっきりと言い切らない言葉感がしっくりくる。

「しょーもな」はやっぱり、頭に残る不思議な言葉で、何度でも言うけれど私は映画館の予告で観た大きなスクリーンいっぱいに二分割になったカスミとポチ男がそれぞれの思いで同時に言った『しょーもな』が心底好きだった。映画は観に行かなかったのに、その予告が強烈に印象に残っているくらい、あの二人の声のトーンが重なる音が好きだった。ポチ男のあのシーンは映画本編では出てこない。予告だけのあのカット。呆れているような、めんどくさがってるような、でもおもしろがってる。その空気がわかる一言。

ハーモニカを渡したカスミがポチ男に素直にならず言ったのも、ポチ男がステージにいる姿を見てこぼしたのも、どんな時にどんなふうに言うかによって全く意味合いの変わる言葉だけど、どれも本気で突き放しているわけじゃなくて根底に懐いている気持ちがあるから、二人の「しょーもな」は可愛い。

 

映画を何度観てもじいっと見入ってしまう、好きすぎるポチ男の仕草がある。アキコさんの横でポチ男がアキコさんのお酒代をおさいふ持って一枚ずつ小銭をだして、マスターのリシューさんに渡すところ。「おかわり」って普通に言うアキコさんを“えっまだ飲むん”みたいな顔してちょっと見て、もう一回小銭をリシューさんに渡すポチ男が最高に可愛い。ポチ男の時だからだなっていうこじんまりと動きがちいちゃい感じと、素直な感じが。

映画なのに、リアルみたいに、大阪のどこかでこの人たち暮らしているんじゃないかと感じてしまうほどの生身な空気が「味園ユニバース」には流れている。

 

野良と野良なカスミとポチ男だからいい。山下監督がハンバーガーをコンビニで食べるシーンが恋人同士に見えてしまうのではないかと心配していた意味が、いまは理解できる。映画を観た当初は恋人に見えたとしてもいいんじゃないかなと思っていたけど、それだとなにか違う。影響し合うけど混ざらない二人の関係性に魅力を感じる。

 

ポチ男の過去について、なにも分からなかったとカスミが話すシーンで、ポチ男が静かに

「あんな。ちゃんとは思い出されへんのやけど 俺は危ないと思う」

と言ったとき。右手の方をじっと見ながら話していたポチ男は、右手に人を殴った感覚を思い出していたんだろうと思う。
全て思い出した後、カスミの家にまで来てカスミとおじいの世界に踏み込んだショウを見て、堪えて堪えて一線を越えた瞬間、ショウに殴りかかったポチ男。ショウを殴ってから暗い夜道に歩いて行ってしまうポチ男の背中。演じているだけではできないほどの手の震えに気がついたとき、言葉にはならない気持ちがブワッと湧いた。何も考えずただ殴っているのと違うポチ男としての怒りを、尋常ではない震えが物語っていた。

 

カスミは独りの寂しさを知っているけど、自分が独りきりだとは思っていないところが素敵だ。おじいがいて、スタジオがあって、マキちゃんがいて、赤犬がいて。カスミにとって四つで足りていたはずの世界を、ポチ男も大事な一つだとポチ男の前で五つめを数えて見せるカスミはどんな心境でいただろう。

はじめは四つめの赤犬にあんたが必要なだけやと話していたけど、ポチ男の記憶が戻っているのを分かっていて赤犬のなかだけでなく赤犬にも自分にもポチ男が必要だと認めるカスミは。

だから、無言のまま握りしめた拳をぶつけて力ずくで押し込むカスミの行動だけで、カスミの強い思いが現れている。

 

映画のエンディングがあの形でよかった。あの場面で終わることが素晴らしかった。

ポチ男には、過去がないから比較するものがない。

過去も経験も存在しない。だから頭で考えずに、帰るとこないからカスミについて行くし、ご飯がうまいからいっぱい食べる。それはそれで強いのかもしれない。

《3日目》新発見を沢山した、2泊3日の大阪旅

関ジャニ∞ 旅行記

 

大阪3日目の朝、15日。

今日が「関ジャニ's エイターテインメント」ツアーオーラス。

 

 7時に起床。やっとしっかり眠ることができて、途中起きることもなく。元気を随分と取り戻した。

頭の中はライブを観て感じたことがぐるぐるしていて、早く書き留めたくて。また急いでポチポチとメモ。

不思議とこの時間がとても記憶に残っている。この2泊3日、今日までも盛りだくさん楽しいことがあって、今日これからも楽しいことが待っていて、ここでいいな。この時間でずっと居られたら充分だなと思ったことも覚えてる。

窓の外を見ると大阪の街にも雪がさーっと降っていて、うっすら白く積もるくらいに。

チェックアウトの時間まで部屋でゆっくりする?という予定でいたけど、私の体調も大丈夫そうだったので午前中から行動することに。

荷物をまとめて、着替えて、オレンジのチークをつけて気合いも充分。

 

部屋を出る時に空のペットボトルが4本並んでるのを見て、壮観だなと思った。脱水ってこわいです。

経験を踏まえ、今日は何としても体調を崩すわけにいかないので水を二本携えて、10時にはホテルを出発。

 

まずは「なんば」にたこ焼きを食べに行こうと、たこ焼き「わなか」へ。

お客さんはひっきりなしなんだけど、店員のお兄さんが観光地としてのおもてなしに満ちて活気よくお仕事をされていて、こちらもつられて元気よく答えてしまう空気が素敵だなと思った。

私は王道でたこ焼きにソースとマヨネーズあり。友達はポン酢にネギのせ。8個入りで450円。安い!

たこ焼きをえび煎餅で挟んだ「たこせん」もあって、魅力的だった。

外で食べるしかないと思っていたら店内に食べるスペースがあって、2階席まであるので良かった。窓際がこんなに好きだとは自分でも今回新発見だったけど、窓際カウンター席に座り、大阪の街を眺めながら本場のたこ焼きを食べるという醍醐味を堪能した。

ここのたこ焼きが!おーいしくて!!

お箸で丸のまま掴めないくらいトロットロで、お出汁の味がソースとマヨネーズに負けていない。たこ焼き=ソースマヨネーズ味じゃない。そしてやっぱりたこ焼きは柔らかくてなんぼだよ!!と再確認。本当美味しかった…。

ポン酢で食べるのも美味しくて。そう言えば関ジャニ∞のライブDVD「JUKE BOX」の“24時間 共同生活”で横山さんが作っていたのもポン酢味のたこ焼きで、「ポン酢うまいな」と言っていたのを見て食べてみたいなと思っていたことを思い出した。図らずもポン酢味を食べられて、大阪のたこ焼きが食べたい!という一年越しの念願も叶えて大満足。両隣のお客さんがどちらも関西弁で、地元の方も来るお店に来られていることも嬉しかった。

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美味しくたこ焼きを食べていると、外に何やらキャラクターがいる様子が見えた。そこでようやく、「わなか」って聞いたことあるし、吉本新喜劇の劇場近くに美味しいたこ焼き屋さんがあるという情報も聞いたことがあって、そっかここが!と記憶が繋がり見に行ってみることに。

するとやっぱり!すぐそばに新喜劇が!

さんまさんとめだか師匠の着ぐるみが居て、大阪へ来て私もだいぶ吹っ切れたのか、写真を撮ってもらおう!と友達も巻き込み記念撮影。

この日の演目に大好きなアキさんが出ていて、時間さえあればチケットに飛びついていたと思う。

 

お好み焼きも食べたいねと話していたものの、意外と満腹になり保留に。駅へ向かう途中、お土産屋さんへ立ち寄った。お菓子には興味が湧かなかったけど、一つ気になったのが、タコがいっぱい入った小さいUFOキャッチャー。ぎゅむぎゅむ詰められたタコの箱になんか惹かれて、ひとつ欲しくなったから試しに100円、やってみることにした。

ここの機械優しくて、ネジ緩くないし位置を数秒間は好きなだけ動かせるタイプ。そしてコロンと取れた!

私のお土産はこれにしようと決めた。

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中崎町にある雑貨屋さん「JAM POT」へ再度行くために、電車を乗り継ぎ12時ごろに到着。

様々な作家さんの作品が並んでいる店内は、どこを見ても可愛くて。半年以上経ってやっと来ることができた「JAM POT」。

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ずっと写真で見ていて、欲しいけど間に合わないだろうなと思っていた、星のキャンディーみたいなチャームを棚に一つ見つけた時は本当に嬉しかった。最後の一つですとお店のお姉さんから聞いて、残っていて良かった。間に合って良かったー…とほっとした。

そしてもう一つ、ほおずきのネックレスに惹きつけられた。普段見ないような色の組み合わせがあったりして、外側の色と奥のほうの色が違って、光に照らされると透き通って綺麗で。ブルーもグリーンもピンクもそれぞれ魅力的だったけど、すーっと惹かれていったのは水色の奥にオレンジの入ったほおずき。水色にオレンジというのがあまり見ることのない色合わせで、でも不思議と絶妙なバランスで馴染んでいる。大阪に居たことを思い出せるものを持ち帰れるのはいいなと思ってネックレスにした。チャームもネックレスも作られた作家さんは同じ方で、「おひさまみっつ」というお名前の作家さん。

ずっと来たかったことをお店のお姉さんに伝えることもできて、また来ようと思った。

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「JAM POT」を出て、道路を渡ると生麺のパスタ屋さんがあったり、オリーブ色の扉のケーキ屋さんがあったりした。

近くにあるらしい太陽の塔という名前のカフェを探そうと歩き出したものの、十字路でどちらへ進んだらいいか分からず横断歩道を何度も渡ってグルグル。

途中、柱にとまったすずめを友達が見つけて、撮って!と言われ急いで写真を撮った。ドラマ「カルテット」を見るようになって、お気に入りの一枚になった。

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そうして迷いながら道を歩いていると、友達が「丸ちゃんだってー」とぽつり。ええ?!と振り返ると、1日目にたどり着けなかった洋食屋さん「クイーン」が目の前に。

位置で言うと、商店街側ではない方。ジャニ勉エイトブンノニで丸山さんと錦戸さんがスタート地点にしていた場所の近くに、赤い雨よけが目印でお店があった。

お昼ご飯ここにしようか!と意見が一致して、お店に入ると幸い席が空いていてすぐに座ることができた。オーナーのおじちゃんに「丸ちゃんたちが頼んだのはオムライスですか?」と聞いたら、「うん、そやで」と優しく答えてくれて、何万回と聞かれているであろう質問をしてしまったのに優しいなと感動した。

丸山さんと錦戸さんが撮影で座っていた席があって、そこに座れなくても充分いいと思っていたのに、別の席に座っていた私たちにもおじちゃんがさりげなく「写真、後で撮ってあげるからね」とわざわざ声をかけてくれて、心配りに驚いてうれしくなった。

写真を撮るタイミングをおじちゃんが作ってくれてカメラを渡してお願いすると、ポーズ言うから!って言って何枚もシャッターを押して「はい指差してー 腕伸ばしてー 躍動感!」ってカメラマンさながらの演出を受けつつポーズをとるのが面白くて。自然と笑ってしまう。

 垣根なく、初めて来たとか関係なく普通にお話ししてくれる距離が心地よくて、大阪へ来たら顔を出したくなるお店だなと思った。

 

お店を出て、目指していたカフェ「太陽の塔」を探す旅に再出発。

でもこの時、時間は13時50分ごろで、ライブの開演は16時!リミットギリッギリで急いで歩くけど、通りに魅力的な雑貨屋さんやカフェをいっぱい見つけてついつい足が止まる。高架下にもいい感じのレストランがあったし、一番気になったのは「カフェバー 巣バコ」。扉からして重厚感があって、名前も素敵。

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細い道を抜けると、なんとか見つけた「太陽の塔」は向かい合って2店舗あって、アメリカンテイストなお店と和のテイストなお店がそれぞれ。和のほうを選んで入ると、花柄の赤いカーペットとか壁紙がレトロなお店だった。

私はほうじ茶ラテ、友達は季節の栗のラテを頼んだ。まあるい器に木のスプーンがついて出てきたのが可愛くて。手で包むようにして飲むから温かくて、寒いなかでの冷えがとれた。

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しかし時間はギリギリ。滞在時間15分でお店を出て、もはや最寄り駅かなってくらいに馴染んできた中崎町の駅に戻って電車に乗り。

 

15時過ぎにドーム前千代崎駅に着いて、とにかく急いでドーム入り。間に合うかわからないとハラハラしながらお手洗いに並んで、10分前の映像が流れ出した音を聞きながら待つと、なんっとか間に合い、席へ向かう。もう焦っているから席が分かんなくて、どうしよう!と思っていたら、今回一緒に観る予定だったお友達が見つけてくれて。助かった。開演まで5分前を切っていて、スライディングスタンバイ。ほぼ同時に暗転。間に合って本当によかった…!!

 

 

何度観てもドキドキの止まないオープニング映像。

聴こえてくる「NOROSHI」のベース音。バッと照らされた先に見える7人。

今回のライブを、貯金を頑張ってでも観に行くことは自分にとって意味があった。今、聴きたい曲ばかりが詰まっていた今回のセットリスト。「がむしゃら行進曲」も「パノラマ」も「なぐりガキBEAT」も、「NOROSHI」も「象」も間違いなく忘れない瞬間になった。

当たり前じゃない。こんな贅沢なこと、そう出来ないぞ、この景色よく覚えておきなさい。と言い聞かせるように、一曲一曲を目に焼き付けた。

去年「侍唄」を京セラドームで聴いて、必ず納得のいく成長をしてここに帰って来ようと決めた日から一年間。自分なりの精一杯を積み重ねて来たつもりでいたけれど、果たして本当にそうだろうかと不安もあった。

確かめてみて。何を頑張ったらいいのか分からずに悔しく思っていた頃とは違っていた。ちゃんと前進して来られた。ライブも旅行も終わっちゃうのか…寂しいなあ。帰りたくないなあ。…来られてよかったなぁ。そんなことを終盤ずっと、関ジャニ∞が歌う姿を観ながらぐるぐると考えていたら泣けてきて制限が効かなくなった。

誰の前でもこんなところは見せられないとひた隠しにしてきた感情だったけど、それを考える余裕もないくらい理性より感情が優った瞬間だった。初めての。引かれる、どうしようと思ったけど、普段通りではない私に気づいても友達は肩を叩いてそのままでいてくれた。

アンコールを待つ暗転の間に、友達がりんごのアメをくれた。泣きながらアメをなめたことはなかったけど、りんごのアメを食べるたびにこの空気を思い出すんだろうなとその時思った。

 

ライブが終わり、ドームを出るための流れにそって歩くと、大きいトロッコを背中に新タコヤキオーケストラの方々、ストリングスのお姉さまたちが待機している場所の上の方を通る形になった。普段ステージの上にいて、表情もあまり見ることのできない方に、演奏すてきでした、楽しかったですの思いを伝えたくてつい自分も手を振ったら、振り返してくれたことがうれしくて。

長時間の演奏で疲れているのに、上を見上げてずっと手を振ってくれていたこともすごい。

ライブのダブルアンコールは「TAKOYAKI in my heart 」で、この日になんばでタコのキーホルダーをゲットしたのはあながち間違ってなかった!と偶然の一致にテンションが上がった。

 

大好きな柿の葉寿司をお供に新幹線に乗り込み、大阪・京都旅は幕を閉じた。

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2年目の遠征で教訓になったのは、

  • 最終の新幹線に乗るならお弁当は事前に買っておく。お土産も。行列だしお弁当は売り切れが多い
  • 一緒に入る友達がペンライトを買うなら、先に用意しておく。当日行ってからと考えると、バタバタする。
  • 京セラドームのトイレは30分前に並んでギリギリ。1時間前には並ぶようにする。
  • 開場時間にはドームへ入っている方が安心。

 

予定いっぱい分刻みなスケジュールで、こんな無茶はしたことないというくらい強行突破な3日目だったけど、そうしただけの充実した経験が出来た旅だった。通算3回もたこ焼きを食べた。

沢山の初めて見る景色を目にして、人に会って、遠くにあるけど思い起こせる景色があるのは楽しいことで。

旅行をするたびに積極性と決断力が強くなっていると感じる。楽しい時の、楽しみ方もわかってきた。

やっぱりこれからもどんどん知らない場所へ行ってみたいと思う。大阪にもまた来られるように、京都にも来られるように。 

 

なんばで行ったお店

中崎町で行ったお店

  • 雑貨屋さん「JAM POT」
  • カフェレストラン「クイーン」
  • カフェ「太陽の塔