宛名のないファンレターを書き始めて8年

 

2015年6月19日に書き始めた「宛名のないファンレター」は、今日で8年になりました。

ということは、待ち侘びた8周年…?

まだ6年くらいかなという気持ちでいたから、計算して実感してびっくりする。もう少し先かと思ってたな。

 

長く続けたり、同じ所に通ったり。

そういうことが不得意で、3年間も通うんだと覚悟した高校時代も相当なプレッシャーだった。

始まる前からゴールテープのことを考えて、その月日が遠ければ遠いほど、気も遠くなって、たどり着けるはずがない、責任を持てないと思った。

だから小学生の6年間なんて、よく通ったなと他人事のように感じる。時間の長さを意識する前に駆け抜けたような感覚でいる。

ゴールテープ前の1年2年は、その長さに気づき始めてしまって、通えていたと言うには難しい。

 

この時間をこの場所で、一体いつまで…と考えた瞬間に、重力が一気に増して抱えきれない重みに変わる。

だからきっと、私の“続けられたこと最長記録”は小学生としての6年間で終わりだと、わりかし本気で思っていた。

 

そんな私が8年、この形で書くことをキープした。

キープが苦手なのに、なぜだか出来た。

外に出ることもライブも舞台もままならなくなった2020年からの日々で、

インプットが出来ないのに書けるわけがないんだと思いながら、それでも書いていた。

 

2020年は特に、せめてこの場所は変わらないようにしたかった。

どこにいるとしても書けるのがブログの良さで、音楽はどこでも聴ける。映画も観られる。ドラマだってどうにか撮影が進み放送されているから、この状況で心動くことを見失わないようにした。

それでも心が止まることはあって。

そう考えると、2020年の関西ジャニーズ大集合の配信ライブ、そして2021年なにわ男子が届けつづけてくれたサプライズは、とても大きなものだった。

 

今年は、夏の日産スタジアム関ジャニ∞が「18祭」を開催する。

八祭、十祭、十五祭、と続いてきたライブ。

関ジャニ∞の野外のライブに初めて参加できそうで嬉しい。安定した天候で、自分の体力が保ってくれることを願っている。

そういう訳で“8”への思い入れもあって、18祭の年に「宛名のないファンレター」は8周年というのが嬉しい。

 

今年に入ってから、前年より書くペースはゆったりになった。

それでも、こういう機会にこれまでの記事を読んでみると、あの時に書き残してくれたいたから今また読めるんだなあと実感するから、パッションが弾けた時は書いておくと後々も楽しいなと思う。

何になるというんだろうと考え込みたくなる時は、レキシの「ギガアイシテル」を聴いて、ここにこそっと置いておくことも大切と思うようにしている。

 

以前から今まで読んでくれている方がいるのかな

これから見つけてくれる方もいるんだろうか

書き残していた今が、通り過ぎた時にまた読んで、楽しいものになっていたらいいなと思っている。