大橋和也さんに歌って踊ってほしいNissyの曲

 

好きな人が好きな人を好き。

こんなにシンプルなことが、こんなにうれしいものだとは。

 

Nissyのライブを、大橋和也さんが観に行っていた。

「関西ジャニーズJr. とれたて関ジュース」というラジオ番組で、『なにわ男子』の西畑大吾さんが、同じグループメンバーの大橋和也さんとのエピソードを話した中で、Nissyのライブに大橋和也さんから誘われて一緒に観に行ったという話題が登場した。

そして西畑大吾さんがラジオの1曲目に流したのは「DANCE DANCE DANCE」

このことを聞いた瞬間に心臓がギュンっとなった。

Nissyが好き。そしてなにわ男子を知り始めている今。勇気を出して入ったJr.のファンクラブで聞かれた、好きなタレントは?の質問には“大橋和也さん”と書いた。

 

関ジャニ∞」を好きになったのと「Nissy」を好きになったのは、それぞれ別の線の上のことだと思っていた。

それが、時を経て誕生した関ジャニ∞の後輩でもある「なにわ男子」のとても気になる大橋和也さんがNissyのライブに行っていたという。

こんなうれしさの連鎖は予想外。

点と点が、あまり接点のないように思っていた二つの世界が、ギュッと近づいた感覚がして驚いた。Nissyだったことが、さらに特別にうれしくさせているのだと思う。Nissyの観せるパフォーマンス、コンセプトに惹かれる感性を持つ大橋和也さんなんだと知ることができたことに。

 

ジャニーズに入る前、幼い頃からダンスに歌に熱心に向き合ってきて、その柔軟な身体で“土”の人文字を作れるほどの開脚ができる。

歌声は高音域まで伸びて、なおかつハスキーなニュアンスも持ち、ダンスを本気で踊りだしたらバリバリな大橋和也(おおはしかずや)さん。

そう考えるとNissyを好きなことも納得なのだけど、それでもやっぱりこの巡り合わせは驚き。

 

うれしいこの気持ちをどうしたらいいか。

そこで、“大橋和也さんに歌って踊ってほしいNissyの曲”というテーマ見かけて、楽しそう!と思ったことから、アイデアを思いついていた方にテーマをお借りする許可をいただいて書くことに。

歌メインの場合と、ダンスメインで考えた場合の2パターンでイメージ。

Nissyご本人のパフォーマンスがあるからこその想像であることを前提に、Nissyが0から作りあげた作品への尊敬を込めて。

 

 

歌声でイメージ

  • GIFT
  • ‪まだ君は知らないMY PRETTIEST GIRL‬
  • Aquarium

 

GIFT

彼女のもとへと急ぐ恋心と、冬の遊園地、イルミネーションのきらめきが眩しい情景が素敵。

始まりの低音をキープしたメロディーから、サビでぐっと上がる高音の魅力溢れる曲。

大橋和也さんの喉で響くハイトーンはもちろん、抑えめにお腹で響かせて歌う声を聴いてみたいという願いからこの曲が思い浮かんだ。

 

「‪まだ君は知らないMY PRETTIEST GIRL‬」

チェリーの乗ったカップケーキみたいに可愛く、だけどどうしてか切なくなったりする、笑い泣きな曲。

大サビでくる、“君の魅力に”のところの高音をのびやかに歌うパートが綺麗にはまるはず。とことんキュートに、だけどふとした拍子にドキッとする余裕もまといながら。

 

Aquarium

低音で魅せる。曲の途中、フェイクに込める物悲しさ。

裏切られてもなお許してしまいたい気持ちを抱えながら、確かな別れが近づく歌詞に胸がつまる。

曲の中で見る、陰の表現に関心がある。笑顔が素敵な彼だからこそ、いつか曲の世界観の中で静かにそっと歌う横顔を観られたら。

 

 

ダンスでイメージ

  • Double Trouble
  • 愛tears
  • Never Stop

 

Double Trouble

静と動の緩急が心地いいダンス。身体をしならせ揺らしてリズムに乗るグルーヴ感が最高。

パフォーマンスのイメージは、2ndライブでの演出。トランペット、サックスが効いた中でのダンス。Nissyが言う“Check it”からの振り付けと、膝をポイントにしたビートの刻み方は圧倒的。

大橋和也さんが自分の歌声とさらに仲を深めて、コントロールの方法が掴めてきた時にはきっと、がなりを使うような曲調でも魅力を発揮すると思う。

 

愛tears

腰を落とした重心低めのダンス。ステップは軽やかなのに、引き寄せる力は強い。

曲のラテンなリズムと、無気質にすら感じられるうつろな雰囲気の中、滲んで見える情熱を見せてくれる世界観。

妖艶さと哀しみを表現するダンスに酔いしれたい。

 

Never Stop

開けた空間づかいのダンス。腕も脚も伸びやかに使う。

MVの広々とした道で爽快な青空のもと踊るイメージ。

NHKのザ・少年倶楽部で、なにわ男子が嵐の「Bitter Sweet」を踊っていた時の大橋和也さんのダンスを見て、動きを大きく作りつつも頭と首にかけての軸が安定していることで、ガチャっと見えない塩梅を掴んで踊る彼なら相性が良さそうだと思った。

 

番外編

Nissy 1stライブ「SUGAR」の、ソロになって踊って、曲が一旦終わったと見せかけてからのダンサーさんたちがザッとステージに飛び乗り、「まだまだ行くぜ!」から始まるダンスパートは、惚れてしまうこと間違いない。

このダンスも素晴らしいから、YouTubeに公式ライブ映像が載っているので見てみてほしい。

 

 

そして個人的に、完璧な好みの話で言うと「Girl I Need」を歌う大橋和也さんを観たい。

非常に観たい。ダンスのイメージで選んだ曲はガシガシ踊る系がメインだけど、「The Days」で出てくるワルツや、ジャズダンスを踊る姿も観てみたい。

あの笑顔とワクワク止まらないのが伝わる躍動感で、テーマパークのショーみたいなダンスを踊ったら、魅力が溢れすぎて止まらないはず。

 

興味を持つ時、好きになる時、その先で何が繋がるかなんて思いもしないけど、こんなふうに好きと好きが出くわすことがあるんだと、今回のことから思った。

ひとつの点に見えていたものが線になっていくことは現実にあるんだといま実感したことで、

これを素敵だなと思う気持ちは合ってるのかなんて迷って心に留めておくより、映画の脚本に例えるならポストイットで伏線を貼りめぐらしていた方が後から気づくことも多いのだと知った。

感覚の赴くままに進んで行くと、何かしらの共通点でもって道が繋がることが不思議でわくわくする。

 

そして、好きなアーティストがこんな曲を歌ってくれたら…と想像することだって楽しいのに、Nissyがそれをすでに形にしていることの凄さに再度驚く。

Nissyから目を離さずにいてよかった。

なにわ男子のこれからも、大橋和也さんのこれからも、見ていたいなと思う。

目移りではなく、好きが増えていく。この先も心惹かれるままにエンターテイメントを見つめていきたい。