第2話「いちばんすきな花」 - いつものマグカップ

4人だけがすごす時間を、見せてくれてありがとうと思った。 4人がもし仮に、何らかの街で何らかのインタビューを受けて、どんな関係の4人ですか?テーブルを囲んでお話し?それ取材させていただいても良いですか?なんてことを聞かれたら、 こんな一面は見せ…

第1話「いちばんすきな花」 - 静かに沈殿していく解せなさ。

私の目の前にいま、ガーベラが、花瓶とすることにした瓶に飾られている。 オレンジ、ピンク、黄色、紫、白。 太い茎だけど繊細で、水の吸い上げと茎が腐らないように気を配る。花の部分もお花屋さんから持ち帰る時にはエリザベスカラーのように囲いがつけて…

silentのカフェに行った日のこと

2022年の11月だった。 ドラマ「silent」の世界に、大切な場所としてこのカフェがあることは、二人の時間が進むなかで拠り所で、思い出の染み込む切なさの象徴でもあると感じていた。 脚本、プロデュース、主題歌、全体として漂う雰囲気。 映像の色合いとフォ…

ブーケが今日を彩る「いちばんすきな花 Garden」

10月7日、土曜日。 表参道へ、お花をもらいに行ってきた。 久しぶりすぎて、玉手箱でも開けたかというくらい景色の違う原宿駅。3連休の賑わい。そしてたどり着いたスコーン屋さんの1日。 これから放送のはじまるドラマ「いちばんすきな花」のPOP UPとして、 …

やはり「潜入捜査官 松下洸平」は面白かった。

面白かった…噛み締めて言うほど。 TVerオリジナルドラマ「潜入捜査官 松下洸平」 松下洸平さんがする、“得も言われぬ顔”は反則だと思っている。人という存在のおもしろさ不思議さ哀愁を体現していると感じるくらいに魅力的だから。 第2話での板挟みな松下洸…

「潜入捜査官 松下洸平」が面白い

役者さんとして、シンガーソングライターとして。 あの作品やあのバラエティ、あの歌番組で徐々に知っていったつもりでいた『松下洸平さん』 その芸能活動が実はかりそめで、潜入捜査官として、裏では任務に取り組んでいたとしたら…!? という、うわ気にな…

なにわ男子「Poppin’ Hoppin’ Lovin’」 - ソワソワする夏の予感に、ステップが心躍らせる

元気そうな姿を見て、元気がでることなんてあるかなと思うくらいにしょぼくれていた。 ミュージックステーションを見たら、なにわ男子がそれを具現化していた。 アップテンポな曲に、心はずむ余白がまだ残っていたんだと気づかせてくれたのは、なにわ男子が…

WATWING「Let’s get on the beat」 - 伸びやかで弾むダンスに願いを込めて

グルーヴのあるビートに、歌声とダンスでいざなわれる楽しさと、歌詞を読んでいくほど、WATWINGの鼓動が確かに聴こえる感覚になった。ビートの波に乗る夏なら、欠かせない一曲。 WATWING「Let’s get on the beat」 作詞・作曲・編曲:tofubeatsさん 音に乗り…

King & Prince「なにもの」に感じた、“上を向いて歩こう”のエッセンス

「踊るように人生を」を繰り返し聴きながら毎日を歩いている自分だから、 「なにもの」を好きにならないはずはない。 King & Prince「なにもの」 振り付け:Oguriさん(s**t kingz) 曲調はもう、好きでしょうと自分で思う。 管楽器、指パッチンの音、裏打ち…

BUDDiiS「Magic」- 君の視線を独り占めしたい気持ちが溢れたMV

花を一輪渡しても、花束にして渡しても、輝くアクセサリーを渡しても射抜けない。 ひとりのマドンナを目の前に、途切れることなくアプローチがつづく、BUDDiiSの新曲「Magic」MVが楽しい。 BUDDiiS「Magic」 作詞・作曲・編曲:UTAさん 振り付け:NanA MAEDA…

ドラマ「日曜の夜ぐらいは…」- ラジオイベントが繋いだ思いがけない友達

自転車を漕ぐ足がほんの少し軽くなったような、柔らかい風の吹くドラマを見つけた。 ドラマ「日曜の夜ぐらいは…」 テレビ朝日で日曜、夜10時からの放送。 エレキコミックと片桐仁さんのラジオ番組「エレ片」で何度も耳にしていた、ラジオリスナーが集うバス…

静寂に覆われて、それでもここに残ったもの - Nissyライブ「Nissy Entertainment 4th DOMETOUR」

Nissyのライブに行ってきた。Nissyのライブがそこにあった。 もし次にライブがある時には連れて行ってほしいと言われた父と一緒に、父と娘で行ってきた。 案内するんだという意気込みと、3年ぶりになるNissyライブへの緊張感とで不思議な感覚になりながら、N…

鳴り止まない恋心、パネルで広がる景色 -&TEAM「バズ恋(BUZZ LOVE)」

流れるようにバトンが続くボーカルと、緻密に繋がれていくパフォーマンスに見入ってしまう。 私は可愛い曲にめっぽう弱いなと自覚したのがこの曲だった。 &TEAM(えんてぃーむ) 「バズ恋(BUZZ LOVE)」 英語タイトルもしっかり付随しているところに、広い…

WATWING「Honey, You!」 - どんな時もどんな君もどうしたって好き

はちみつみたいな甘さと、オレンジにイエローの合わさったビタミンカラーを歌から感じながら、 “You”のあとに付く『!』に、迷いなく言い切る清々しさを思って、タイトルから鷲掴みだった。 英語で愛しい人を表す甘い言葉は様々あるけど、なぜ見慣れたはずの…

関ジャニ∞が冬景色のなか、列車から見せてくれたのは、懐かしき停車駅 - ドームライブ「18祭」

関ジャニ∞が見たい景色と、見せたい景色。 eighterが見たい景色と、見せたい景色。 ふたつが同じ重さで吊り合ったライブだった。 アリーナと、スタジアム、そしてドームでのライブ。 どこで観ても関ジャニ∞のライブは関ジャニ∞のライブで、ここでなくてはと…

20周年を迎えた今夜ここで 「ディズニー・オン・クラシック 〜まほうの夜の音楽会 2022 秋」

音が、ここで、鳴っている そのことへの感動に、胸がいっぱいになった。 「ディズニー・オン・クラシック 〜まほうの夜の音楽会 2022」 テーマ “Infinity Love 〜輝きの未来へ〜” 2022.09.10 初日 プルミエ公演 メイン演目A「塔の上のラプンツェル」 「おか…

突き抜けた可愛さと凛々しさで、BUDDiiSがカバーパフォーマンスした「すきっ!〜超 ver.〜」

好きだから好き。 “好き”がこんなにカラフルになると気づかせてくれた曲。 「OZ」を見たら、「すきっ!〜超 ver.〜」を見るのが決まった流れになった。 気を利かせたYouTubeが、ひたすらその2つはおすすめに上げてくれる。 「超ときめき♡宣伝部」というアイ…

おとぎ話をモチーフにした魅力。迷い込んだ森で出会いたい君に - BUDDiiS「OZ」

目覚めると聴きたい。眠る前に聴きたい。 耳にしたくなるハーモニー、そして観たくなるダンス。 ボーイズグループ「BUDDiiS(バディーズ)」 所属はスターダストプロモーション 知ったのは、ドラマ「君の花になる」で森愁斗さんをきっかけに、「よるのブラン…

8LOOMが花咲くラストライブ

終わりが決まっていることは悲劇だろうか それを知りたくて、見つめていた気がする。 8LOOM(ブルーム)としての彼らを観ることのできる期間は限定されていた。 ドラマのキャスティングオーディション、そしてボーイズグループ結成のためのオーディションで…

8LOOM「Melody」ささやくファルセットと、そこから感じる空気感に惹かれるのはなぜ

「Melody」という曲を、ひたすら聴いている。 耳に心地よくて、聴きたくなる。 それがなぜなのかを考えたくなった。 8LOOM「Melody」 作詞:JUNさん 作曲:UTAさん 始まりを見つめると同時に締めくくりを見つめることになる、ボーイズグループ『8LOOM(ブル…

鎌倉旅 -2日目- お抹茶と海と、蝶矢の梅シロップ作り

旅先ほど、寝坊はせずに早起きになる。 朝ごはんは1階のカウンター席で、おにぎりとお味噌汁。 チェックインの際に、希望時間を選択できた。健康的な8時30分にご飯のため降りて行く。 席につくと、定番の具と期間限定の具が書かれたお品書きから、好きな具を…

鎌倉旅 -1日目- 鮭定食にカフェに文具雑貨店をめぐる

ライブの抽選にもし外れたら、そのための休暇を楽しめる予定を決めておこう。旅に行こうと友人と約束をした。 あまりに行きたいライブだったから、これが外れるとかなりのダメージを受けるなと想像できたので、それは良い提案だと思った。 なにもなく、今日…

なにわ男子デビュー1周年の今日の日

横浜アリーナでデビュー発表がされた728の日から日々を重ねて、 シングル曲「初心LOVE」をリリースした2021年11月12日。 あの地点から、1年が経つ。 年にして数えると1だけど、365日がそこにはあって、1日に1つでは収まらないほどのお仕事や出来事のある毎日…

カフェ「ヴィヴモン ディモンシュ」で、とっておきのコーヒー時間。

憧れて、その時がきたら行くんだと決めていた、 カフェ「ヴィヴモン ディモンシュ」 その場所は鎌倉にある。 家でコーヒーを淹れたいと、ドリッパーセットをネットで探して、これだと購入したのがマウンテンドリッパーのディモンシュ オリジナルカラーのもの…

映画「線は、僕を描く」 - 墨を磨って、筆に含んで描かれる線は

墨をする音。その手触り。 それが感覚的にわかることが嬉しくて。習字の時間に墨汁を使うより、すずりで墨をすっていいよと先生に言われた時のワクワクを思い出した。 小学生の頃から習字に触れていたことを良かったと、今になって噛み締めることができると…

舞台「閃光ばなし」 - 重たくても錆びていてもエンジン積んで駆け抜けろ

“全速力で迂回しろ” その言葉が心に刻まれて消えない。 舞台「閃光ばなし」を観た。 会場は、池袋にあるブリリアホール。 ホールの前評判ばかりを聞いて、ブリリアホールとはどんな劇場…と思いながら訪れた。 建物は新しく、ロビーは綺麗。お手洗いもスムー…

「今夜、世界からこの恋が消えても」の湘南モノレールに乗って、新江ノ島水族館で真珠を探す

映画「今夜、世界からこの恋が消えても」を観て、あのモノレールに乗ってみたくなった。 透くんがうれしそうに微笑んだあの景色を、真織がメモを取りながら見つめ返したあの光景を経験したくなった。 それと、ロケ地ではないものの無性に水族館に行きたい気…

お家カフェにようこそ

2022年 1月30日 家にいる間、食べてばかりもいられないので、飲み物でお腹をなだめることが多い。 寒くなってからは、温かい物を飲めばとりあえず食道から温まるだろうと、何度もケトルでお湯を沸かすことが増えた。 今やケトル無しでは、家カフェライフが成…

映画「マイ・ブロークン・マリコ」を観た、私の心のなか。

映画館で流れた予告が衝撃だった。 あまりにも、強い映像だったから。 なぜ、このシーンを予告に?なぜ、彼女はこんなことをしている?それが分からなくて、分からないまま避けて通ってもいいはずだった。 どう見ても、刃物を向ける彼女は異様で、向けられて…

カフェの冒険

いつも行く落ち着くカフェから少し足を伸ばして、カフェの冒険をした。 普段なら行かない駅の降り口。知らない景色をちょっと歩いて、この辺にあるはずとキョロキョロ見渡しながら歩く。 不安になってきたころに見つかるそのカフェに、映画「めがね」の地図…