雑誌MOREの岸優太さんが素晴らしい

 

素晴らしすぎてちょっとどうしていいかわからない。

どうもしなくていいのだけども、寝ても覚めてもあの写真の雰囲気が忘れられずに、眺めてはぽやーっとしてしまう。

 

先月末に発売された、ファッション誌MOREの5月号

そこで特集されたページ「彼とメガネ、彼のメガネ」がすごく良かった。

モデルはKing & Princeの岸優太さん。

 

岸優太さんの魅力、メガネを掛けたことでプラスされる魅力。

二つの要素はもちろんのこと、写真として雰囲気が素晴らしくて、コンセプトがぱっと伝わる写し方に、こんな写真が撮れたなら…!とカメラさんへの憧れさえ湧いた。

雑誌の整理をする時、目当てのページだけではなくて、好きな色味のページや写真のレイアウトが素敵だと思うものは手元に残しておきたくて、ついつい紙の量が増える。

今回の特集は、文字のフォント選び、写真の配置。余白の作り方。どれも良くて、間違いなく額縁に入れて部屋に飾りたい…ではなく実際に飾ろうと決めるほど、デザインからモデルさんからぴったりと相性の合ったページだった。

 

岸優太さんのフェイスラインが、こんなにメガネを掛けたときに映えるラインだったとは。

ヘアスタイルも服装も、合わせることを考えてスタイリングされているから、ご本人に似合うのはそれはそうと言えばそうなのだけど、メタルフレームでもクリアフレームでも、どれもお顔のポイントを隠さずメガネが目立ちすぎるわけでもなく。

どれもこれも似合いすぎている…

 

ファッション誌にジャニーズの方が出ることの楽しみとして、いい意味でタレントさんとしての色を一旦フラットにして、そのページの中で完結するテーマに合わせてシャッターが切られるという部分がある。

室内スタジオや、カラーの幕の前での撮影も多忙な中では必要になるけど、ロケで外に出て陽の光の中での撮影や、照明だけの明かりではなくて日中の自然光を取り込んでの撮影は写真の雰囲気も全く違って、だからファッション誌のページが好きになる。

 

特別好きになった写真は、86ページのべっこうメガネを掛けている写真。

グレーのパーカーに白の背景、黒髪が映えるその横顔に掛かるべっこうのメガネ。

べっこうメガネが好きなだけでは…と自分でもふと思うけど、いやこれはちがう。光の差し込み具合、顔の寄りではなくて引きで撮っているから見える生活感。

ジェンガ越しの顔半分で、メガネの魅力をこんなに伝えられるひとがいるだろうか。

 

87ページの写真もすごく良くて、衣装の青と写真自体の青みがかった感じが合っていて、カメラを意識していないふうな岸優太さんの佇まいも自然でいい。

こんなにメガネが似合ったら、メガネ屋さんで何を掛けても楽しいだろうなと思う。

ぜひ第二弾を企画していただいて、吉祥寺ロケで白山眼鏡や金子眼鏡、いろんな眼鏡屋さんのものを掛けてみてほしい。

 

 

今回のページをきっかけに、自分の中で一度は鎮火したはずのメガネ欲しい熱が再び加熱してしまった。

メタルフレームもいいけれど、素直に心惹かれた、べっこうメガネを選んだほうがいいような気もする。フェイスラインは岸優太さんのようにメガネ映えするものではないけれど…素顔ではないもう一つの表情を持つことのできる“メガネ”は、やはり魅力的。

とにかくまあしばらくは、MOREの岸優太さんに魅了されていたい。

 

隣にいそうで、そんなはずのない、岸優太さんの親しみやすさとかっこよさのバランスが見事に映された「彼とメガネ、彼のメガネ」特集だった。