本を作ります。イベントに出店します。

 

じわじわと計画してきたお知らせがあります!

大きく分けて、2つ。

 

「大阪滞在記」を、本にします。

原稿から印刷会社への発注も自分で行うので、個人での製作です。

さらに、文学フリマというイベントに参加して、「大阪滞在記」の販売をします。

イベント日時は、11月24日の日曜日。11時から17時まで。会場は、東京・平和島の「東京流通センター 第一展示場」です。

 

2018年に、大阪の中崎町でウィークリーマンションを借りてすごした10日間を、エッセイとしてこつこつと書いていました。

そのエッセイ「大阪滞在記」が、文庫本になります。

日々更新していた日記と、後日あらためて書いた文章とがあるのですが、本に入るのは後日あらためて書いた方の文章です。

 

one-time.hatenablog.com

 

 

書き続けているこのブログでの文章を、いつか手に持って読むことのできる本にしたいと思ってきました。

作るなら、持ち運びやすく本棚に並べて収まりのいい文庫本サイズで、部屋に置いていて嬉しくなる本がいい。そういうイメージを膨らませていました。

やってみるかと思い立った製本作業。

もともとが横書きなものを、縦書きに直すのは思っていた以上に気の遠くなる作業で、改行の調整や段落下ろし、誤字脱字を確認して校正する作業。本を作るって、こんなに沢山の手順がかかっていて頭を使うんだと、出版社のすごさも編集者さんの大切さも実感しました。

誤字脱字チェックだけじゃなく、表記の統一確認や情報の正確性を見てくれる、校閲(こうえつ)というお仕事の重要さもひしひしと感じて。

印刷についても知っていく機会になって、用紙のことやインクのことも深すぎるほど奥が深く、文庫は一般で作ると割高になるということも、文庫にしよう!と決めた後で知りました。

でもせっかくなら、胸を張ってベストな一冊だと言える作品にしようと、今まさに制作の真っ最中です。

 

ブログから本に形を変えるにあたり、変更点がいくつかあります。

文字のみでまとめたいと考えて、写真の掲載は無くなっています。歌詞などを引用していた部分は、著作権の判断が難しいためカットしています。エッセイの要素が足りていないと感じたMステについての記事は、掲載していません。

無いことばかりを書いてしまいましたが、大阪への出発前に書いた「日常から距離を取って挑戦したかったのは」という記事と、あとがきを新たに加えて掲載します。

 

 

文学フリマ」というイベントは、様々な分野で文章を書く人が集まって、本を販売するイベントです。

ホームページはこちらです。第二十九回文学フリマ東京 (2019/11/24(日)) | 文学フリマ

初参加になるので、イメージでしか伝えられないのですが、コミケの文学版のようなイメージです。規模や雰囲気としては、コミティアのほうが近いのかなと思っています。入場料はかかりません。

 

「大阪滞在記」は文庫本のA6サイズで、134ページになります。

価格は980円を予定しております。

 

 

大阪で時間を過ごしてから1年が経って、今のタイミングで、もう1段階なにか歩みを進められたらと思って、エッセイであり旅行記とも言えるこの文章なら本にできるのかもしれないと考えました。

ハンドメイドのイベントにお手伝いで参加したことはあっても、「宛名のないファンレター」として、自分で書いた文章を本にして直に販売するのは初挑戦です。

人…来てくれるのだろうか?この本を手に取って、くださいと言ってくれる人が実際にいるのだろうか?

がっちがちに緊張しそうな予感しかしません。だけどそれを上回る挑戦してみたい!という気持ちに突き動かされて、先延ばしにせず今のタイミングでの参加を決めました。

 

11月24日です。

予定に入れていただくことも、会場までいらっしゃることも簡単ではないと思うのですが、ぜひ、来ていただきたいです。

本の出来上がりや、会場内のブース位置など、随時お知らせいたします。年内の大挑戦、見守っていただけたら幸いです!