Nissyの新曲「まだ君は知らない MY PRETTIEST GIRL 」が凄く好き。

 

Nissyの新曲が出ると聞いて、とても嬉しく楽しみにしていた。

二曲出ているMVのうち、特に「まだ君は知らない MY PRETTIEST GIRL」が凄く好きだ。

 

今回のマドンナ役は有村架純さんで、どうにもこうにも「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」を彷彿としてしまう、細かな仕掛けが隠されている気がして、にくい。

叶わなかった恋を、パラレルワールドの中で叶えてあげたような。

 

 “PRETTIEST(プリティスト)”とは、Pretty(プリティー)の最上級。

あまり聞き馴染みのなかったこの言葉。意味を知って、Nissyらしいなと感じた。

ワンカットごとにNissyのこだわりなのであろうポイントが詰まっていて、はっきり言えば全てが好きなのだけど、

特に、Nissyは“高揚感”の表現の仕方、心臓の奥底からブワッと湧き起こってくるような気持ちの高まりを表現するのが本当に上手だと思う。表情、声色、それら要素を全て効果的に使って、言いようのない高揚感を表す。

 

そしてベタを惜しまず発揮して見せつけてくれる潔さが素晴らしい。こっぱずかしくなるようなことも、Nissyとしての世界の中ならば何もかもが有りで、可愛らしく見えてしまう。

海外のベタさや、キザさを日本人としてセンス良く取り入れるプロだと思う。無理をしている感じではなく、可愛く格好いいジェントルさ。

 

これ以上ないくらいに彼女に対してベタ惚れで、肯定めいっぱいな歌詞も、男性側の可愛らしさが凝縮されていて、女性側に立っての胸キュンもあるけれどさらにそれを上回った年下の男の子感。

Nissyの曲には大人っぽさも溢れているのに、どこかイメージするのは年下の頼りなさげな男の子で、洋画などに出てくる眼鏡をかけた気弱男子にときめきを隠せない自分としては、そこが惹かれるポイントなのだろうと思う。

女の子がいつもちょっとだけ上手で、今回の「まだ君は知らない MY PRETTIEST GIRL 」に関しても、グッときたのはラストに見せた有村架純さんの少し余裕あり気な表情だった。肩に腕を掛けられて超至近距離な中、ドギマギするというよりは、男の子の方がドキドキしていて、彼女の方は微笑んでいるところが。見ているこっちもドキッとした。

 

そして音ちゃんの印象そのままに、柔らかい関西弁を話させてくれたNissyありがとうー!!

「あんなぁ…」ってもう最高ですよね!最高ですよね!黙っているシーンでも、この子は可愛らしい関西弁を話す…と思うだけで癒される。

 大好きなNissy+大好きな関西弁という点でも、今回の新曲、素晴らしい。

 

 

「ハプニング」から「まだ君は知らない MY PRETTIEST GIRL 」でMVが繋がっていて、付き合う前の彼と彼女、付き合ってからの彼と彼女になっているそのストーリー性も楽しい。

ダンスシーンが、昼間と夜のカットで雰囲気をガラッと変えるのもいい。

 

それ絶対届いてないよね?!でもやりたくなっちゃうのわかるよ!と言いたくなるメニューで隠してのナイショ話シーンや、触れ合いそうで触れ合わない膝とか、思わず笑い合っているシーンは見ているこっちがたまらんなー!と叫びたくなる。

そして、「(そんなことないもん)」の高音コーラスに見事にリンクした有村架純さんのふくれっ面が!!なにそれ可愛い…!!

これ以上ないほどにナチュラルで最強のふくれっ面ランキングNo. 1で間違いない。眉間にしわを寄せる表情さえも可愛らしい。なんてこと。

 

 

「受け止めて このすべて」の“このすべて”というところ、ばっちりのタイミングでカセットのボタンをぐっと押し込むシーンがすごくよくて、スイッチを入れるみたいな意味でも歌詞から伝わる心境と重なっていて、粋な演出するなー!と感動してしまう。

 

 「君が思うより ずっと素敵なのに まだ君は知らない My prettiest girl  」

というフレーズは、何度聴いても本当に素晴らしい。

こんなにもベタ惚れされているのに、本人は自分の魅力に気付いていない。こんなにグッとくるシチュエーションがあるだろうか。

そしてラストの大サビで「君の魅力に みんな勝てない でも君は知らない My prettiest girl」と。彼女のこと大っ好きなんだな!といっそ清々しいほど可愛い歌詞。

ここの、“魅力に”と“勝てない”の歌声も本当に綺麗な裏声への移り変わりで、肩から力が抜けているような、彼女にお手上げな彼の気持ちがよくわかる。

 

さらに、MVの“みんな勝てない”の部分でNissyが笑顔で顔をクシャクシャにして、おそらく全身はジタバタしているであろう表情が物凄く良い。抑えきれない高揚感が表れていて、見るたび顔がほころんでしまう。

 

しかも、プロポーズの言葉を「Would you marry me?」にしたところが。だから好きですNissy、となった。

“Marry me.”は月9の「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で日向ちゃんが会社の同僚である恋人にされたプロポーズでも使われたフレーズであるように、欧米式プロポーズの決まり文句。

でも、ただ「Marry me」じゃなく、前に「Would you」を付けたところに、主人公である彼の性格が表れている気がして、ときめきが止まらない。“Will you”じゃないんですよ、“Would you”なんです。丁寧さとして最上級の言葉を選ぶ、彼の誠実さ。

 

 

普通のCDショップでCDが買えたなら…と思うけれど、初めてのソロライブがあったりと良いニュースが続々来ているので、追いかけるまではできなくても見つめていきたい。

またアルバムが出る日が楽しみで仕方ない。

なので声を大にして、ライブには行けていないけれど、こんな感じでNissyにとても注目しているひともいるよー!!とここで叫んでおきたい。