読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

4人で奏でる「QUARTETTO」-NEWS LIVE TOUR 2016

 
待ちに待った、NEWS LIVE TOUR「QUARTETTO」
東京ドーム公演のツアー最終日に参加だったので、とても待ち遠しかった。最終日にして初日という、嬉しくもさびしいような気持ちで迎えた当日。
 
ドームに入ってまず、ステージに掛けられた真っ赤な幕が目に入り、劇場っぽい…!とテンションが上がった。あの幕のことを、“オペラカーテン”と言うんですね…劇を観に来た!という気持ちになるから大好きです。
中盤の「四銃士」が始まる演出で、「ジー」という劇場でよく聴く開演音が鳴ったのがとても嬉しくて、なんて粋なんだと感動した。
 
コンサートの内容は、もう次から次に、これすごい!あれ素敵!!と翻弄されてばかりで、新しい挑戦をしていくんだという、NEWSの確かな決意を感じた。
衣装にライトで模様を映し出す技術は、ファッションに詳しくない自分でも攻めてる!と分かるもので、
外周を回るステージも、4つに分かれていて、それぞれが上下しながら連なっていく動き方は新鮮だった。「サヤエンドウ」で、歌詞の“Bravo”がステージ横のスクリーンにクルックルッと出てくるのが面白くて気に入って、じーっと見ていた。
 
今回、特に演出に驚くことが多く、どれだけ会議を重ねて、観客の思考を逆手にとったサプライズを、と考えてくれていたのか…と考えると、コンサートをひとつ作るというのは本当に凄いことだと。
 
小山さんのソロで、スポットライトが翻弄するようにあちらこちらに当たって、どこから出てくるの?!と思っているうちにバックステージにドーン!!という衝撃。さっきまで、メインステージで4人で歌っていたのに。
あの華やかなステージの下や裏はどうなっているのか、関ジャニ∞のライブDVDで狭い花道の下を身を屈めて台で運ばれる様子を見ていたので、そのバックステージも含めてすごいことをしているな…と感動した。見えている時は全力で華やかで、しかしバックステージは思っている以上に普通の舞台裏、鉄パイプなどで組まれている景色。その差も含めて、ステージに立つ人の魅力はあると思う。
 
「I・ZA・NA・I・ZU・KI」の後にメインステージに移動する時も、物凄い速さで走っていて、でも動きはバタバタしていなくて。静かで、スーッと通り抜けるような身のこなし。常に魅せることを考えているプロだと思った。
 
外周を2人ずつで半分ずつ回ることはよくあるけれど、今回、4人が揃って来てくれたことが本当に嬉しかった。
4人で周ってしまうと、待っている側ができるというリスクもあったと思うけど、それよりもNEWSが揃った姿を見せたいというメンバーからの思いを感じた。「White」の時と同じように、4人が並んでいることの需要と期待をしっかりと分かっている優しい演出で、素晴らしかった。
今回の席がスタンドの横側席だったこともあって、周って来てくれた時の喜びは凄かった。しかも小山さん、手越さん、増田さん、加藤さんが一人づつ目の前に現れる衝撃といったらもう。生きてる…!!!!という感覚しか機能しない。
 
 
今回のソロも個性豊かで、
小山さんのソロは曲で聴いた時はあまりイメージしなかった、まさかの“和”できたことが驚きだった。「Remedy」といい、倒れ込む演出好きです私!!小山さんの仰向けに倒れる姿は、艶やかということばがもうしっくりくる。色気しかない。
 
増田さんのソロは音で聴いていると、バリバリのダンスナンバーという印象が強かったけど、パフォーマンスを含めて観ると緩急というか、緩やかに歌う部分が際立ってみえて。でもバックダンサーを従えて中心で踊る姿はイケイケで。「Watch me.」の威力がすごかった。見ます!見てます!!と完全降伏したくなった。
 
手越さんのソロはすごく曲として好きで、どんな演出になるんだろうと楽しみにしていた曲。歌を聴かせる!という本気を感じるシンプルな演出で、椅子が一つと、手越さん。指輪を切なく見つめるその仕草ひとつで、曲の世界観にぐわっと引っ張り込まれる気がした。
ワンフレーズではなく、かなりの長い歌詞を無音の中、声だけで。東京ドームに響く手越さんの歌声は、ただ息を飲んで聴き入るしかなく、気迫を感じる歌声だった。歌の主人公が想う人への願いがあの表情と声色に表れていて、胸をしめつけられる思いだった。
 
加藤さんのソロはこんな風な見せ方があるんだ…!と感動しているうちに終わってしまって。とにかく目から鱗。
机の上から飛び立つようにして、足を走らせる動きがとても幻想的で。抱え上げられて足を動かしているから、バランスを保つのも至難の技だと思うけど、本当に重力を感じない優雅さで、スローモーションを見ているようだった。
曲の終わり、ふっと手を添えて息を吹きかけると、それまで消えていた会場全体のペンライトが一瞬にして付き白い光の海に。
加藤さんのソロは、アルバムで聴いていると聴覚が活性化されて、コンサートで見ると、視覚に訴えかけるおもしろさがある。ミュージカルが大好きだから、やっぱり加藤さんのソロの世界観が好きだ。
 
 
そして、「愛言葉」をまさか歌える日が来るとは思わず、会場全体の歌声に自分も参加できる嬉しさはコンサートの醍醐味だな…と染み染み思った。「恋のABO」もそうだけど、やっぱりコール&レスポンスは楽しい。
 
横から見るステージは新鮮で、アリーナへ向かう4人の横顔を見ているとあまりの凛々しさに見惚れてしまった。格好よかった。なんというか…頼もしかった。
四銃士」をあの場所から見られたことも本当に嬉しくて、生のオーケストラの音が直接聴こえてきた迫力の感動と、上ステージに指揮者である西本智実さん、イルミナートフィルハーモニーオーケストラ。下ステージには四銃士。その姿と景色を自分の目で観られたことは、忘れない思い出になると、見つめながら思った。
オペラカーテンが開いた時の驚きと、会場全体のざわめきは記憶に焼き付いている。
 
 
4人で奏でることがテーマとなった「QUARTETTO」
「White」ともまた違う、NEWSの一面が見られたこのライブが、DVDとして手元に届く日が待ち遠しい。