はじまった青春 -NEWSに出会ったきっかけは-

 
東京ドーム公演に居たことがつい昨日の出来事のようでいて、遥かとおい夢の中での出来事だったようにも感じる今日この頃。いまに至るまでの約一年三ヶ月のことをなんとなく思い返し、不思議な感覚になっている。
 
今日は 増田さん、テゴマス、NEWSと出会ったきっかけの話。
 
 
ある3月のこと、私は友人に「テゴマスのコンサートがあるんだけど、一緒にいかない?」と声をかけられた。
 
友人と日ごろ話しているうち、意識的にジャニーズに注目するようになっていたものの、グループは知っているしメンバーもわかるけど、自分はファンというまでには至らないなーと思っていました。気になるとしたら、Sexy Zoneの曲は好き。というくらいの気持ちだった自分は、このあとコンサートへ行くというステップに踏み込むことで、どれほどの世界が待っているかなど想像もしていなかった。
 
 
コンサートというもの自体行ったことがなかった私は、友人と行けるなら楽しそうだという理由でコンサートの誘いを受けました。
 
それからコンサートまでのしばらくの間、私はテゴマスの活動を意識的に見るようになり、Mステでの「蒼色ジュブナイル」披露を、あぁこの二人のコンサートに行くんだなーと思いながら見ていたりして。
この時聞いた疾走感のあるメロディーと二人の声に、“この曲好きかもしれない” と興味が湧き始め、コンサートに行くんだからとアルバム「テゴマスの青春」をレンタルし聴くように。テゴマスに持っていたイメージが「猫中毒」や「青いベンチ」だった自分は、そのアルバムの情緒的な雰囲気と落ち着いた空気感に意外性を感じ、特に「蒼色ジュブナイル」と「タイムマシン」は過去を振り返りつつも進んでいこうとする主人公の心境に自分の心境が重なり、何度も繰り返し聴くようになっていました。
 
 
そしていよいよやってきた当日。
予習はCD「テゴマスの青春」のみで、グッズに並ぶという概念もなかったため開場時間に合わせ友人と待ち合わせ。
会場に入り、席に着く。近いとは言えないまでも、ほどよく全体を見渡すことのできる席で、この場所が熱気につつまれるのか…と不思議に思いながら開演を待っているうち、気づくとまばらだったはずの客席はお客さんで埋まり、テゴマスコールが会場全体に広がって。
はじめて聞くコールに、開演前にそんなことがあるとは知らない私は圧倒されつつもその空気に引っ張られるように気分も高まりはじめ、暗転。驚くほどの歓声。
 
曲の盛り上がりと共に外れた、大きな幕の向こうから現れるテゴマス。生バンドの音のシャワー。音を浴びるってこういうことかと、はじめて受ける衝撃に立ち尽くしながら聴いた「蒼色ジュブナイル」は忘れられない体験だった。その次に始まる「音色」の歌詞があまりにコンサートにぴったりすぎて、感動したことも鮮明に覚えてる。
実はこの時、手には友人に渡された「マス」のうちわを見よう見まねで持っていて。どちらかというと手越くんに注目していた私が、図らずもその後、ますださんに目が離せなくなることになろうとは知る由もなく。
 
コンサートが終わり帰り道、はじめて見る人の波に流されながら、興奮状態は収まることなく。数日経っても熱は収まらず、あれ…?これ…忘れられないパターンのやつ…?と勘づき始めた私がまずはじめにとった行動は、テゴマスのアルバムを借り漁る。とにかくあるやつ全部借りる。そして徐々に携帯のフォルダには手越さん増田さんの写真が増え始め、あれ…? しかもますださんのことばかり思い出すのはなぜだろう…と自問自答しながら日々をすごし、
 
コンサートから11日後、
 
 
 
 
 
気付いたら郵便局。
 
あっれー?おかしいなーなんで私は青い紙に、生まれて初めてのファンクラブ入会内容を丁寧に書き込み、好きなタレントの部分に“増田貴久”と書いているんだろう。不思議ー☆
 
いや本当に、居ても経ってもいられなかった。この燃え立つ感動を、何らかの形で表したかった。なんか分からないけど決意?を、表明したかった。これで本当に登録されるのかと思いながら神妙な面持ちで手続きを済ませました。
 
 
ファンクラブ入会の決め手は、コンサート後 数日たってから、テゴマスの「Chu Chu Chu ! 」を目にしてしまったこと。
これだ!!と走った直感。このふたりがこんな可愛さを発揮したら、それはもう、最強に決まってますねと。不可抗力。
 
このころ巷ではちょうど、スペシャル企画としてトーキョーライブが2週にわたりお送りされていて、なんだか面白いぞと一視聴者として楽しんでいました。
 
 
 
そこでです。
 
小山さんの呼びかけに対し駆けつけた加藤さんを目撃し、早着替えが成功して無邪気にカメラに向かって手を振るふたりを見て、なんだこのかわいい大人は…!!と雷が落ちた。
 
そうしてファンクラブに入った二日後には 10th Anniversary ライブDVDを購入。初回版がまだあったことと、パッケージのデザインがとてもツボだったのでためらいもなく購入を決意。値段なんか気にしないぜとこの時すでにフィーバーゾーンに突入していました。
 
 
 
しかし いざ見ようとなると、テゴマスから知った私は “NEWSも好きになれるだろうか” と微かに不安に。
 
 
結果は、
 
 
 
 
 
どうしよう、大好きだ
 
 
 
こんなにはっきりとした4色があるのかと、個性が確立されているのに、そろった時の色はこんなにも美しい色になるのかと。
 
コンサートとしても、始まりから終わりまで気を抜く隙なく、流れが完璧なコンサートがあるのかと驚き、さらにカルチャーショックだったのは、ソロ曲=ファンでない人にとってはたいくつ という先入観がきれいに泡となって消えたことでした。「Beautiful Rain」「Dreamcatcher」「Remedy」「Lovin'U」全部。全部好き。
そう毎度は無いことだとは分かっていながらも、初めて見た4人のソロがどれもドンピシャだったのはそれぞれの個性が潜在的に心地いいと感じられたからだと思うと、なんか嬉しくなったりしました。
 
そしてもうひとつ、「2人/1300000の奇跡」のパフォーマンスに圧倒されたのは大きかった。原曲を知らなかった私は、てっきりこういう曲なんだと思っていた。あまりにも完成されていたから。切なすぎる歌詞をバラードにのせ、顔をくしゃくしゃにしていまにも泣きそうに歌う彼らが綺麗で苦しくて、その姿に言葉にならない引力を感じた。映画をみているようでした。
 
 
気付けばテゴマスも増田貴久さんもNEWSも、抜け出せないほど愛おしく。そうして、今に至る。コンサートに誘われなければ、行かなければ、きっとしばらくは増田さんに気づくことはなかった。何がどうなるかはわからないものです。
 
途中からだったとしても、ここからのNEWSを知っていられることが楽しい。これからを見て行けることが嬉しい。歩みを重ねたいまのNEWSだからこそ、ピースがはまるように惹きつけられた。自分にとってのタイミングはいまだったんだなと喜びを感じながら、これからの広い景色をみつめていきたい。