音楽感想

「綺麗」の魔法をかけられて

女の子でいるのはめんどうくさいし、私の手には届かない。そう思っていた。ピンクより水色が好きだけど、それでも私は女の子になれるのだろうかと。 吉澤嘉代子さんの曲「綺麗」を聴いていると、魔法にかかる。私には似合わないと囚われていた、キラキラする…

英語のニュアンスでまろやかになる日本語 − PrizmaX「カフェオレ」

いつも聴いているラジオより少し早くradikoを立ち上げたら、森崎ウィンさんのラジオが放送中なのを見つけて、聴いてみようとタップした。 トークの後に流れてきた曲が気になって、最後まで聴いた。すぐにオンエア中の曲リストを見てみると、曲名は「カフェオ…

関ジャニ∞ × モーニング娘。'18 ダンスセッション

「セクシーなの?キュートなの? どっちが好きなの?」と聞かれたら迷わずキュートを選ぶ自分だと思っていた。 村上信五さんと丸山隆平さんがモー娘。を踊る、関ジャムでのダンスセッション。村上さんが色っぽさのあるアイドルで、丸山さんがキュートさのあるア…

青い炎のような熱で魅せる。関ジャニ∞とスカパラのセッション「無責任ヒーロー」

無機質な何もない空間で、あるのは楽器と歌声。その立ち姿と表情。 関ジャニ∞と東京スカパラダイスオーケストラの存在感で成立するこの空間。 関ジャニ∞のイメージになるくらいに、何度も歌われてきた「無責任ヒーロー」が、東京スカパラダイスオーケストラ…

Official髭男dismが面白い

きっかけは関ジャム。 でも最初に紹介された時は、今っぽい…あまり普段聴かない感じかもな…と引っかからなかった。ん!?っとなったのは、セッションが実現した時から。 「Tell me baby」を演奏した、Official髭男dism【オフィシャルヒゲダンディズム】と、…

甘さに浸れなくても、わかるもの − aiko「カブトムシ」

華奢で甘くて、 砂糖菓子のような恋でもしなければその世界には入れないと思っていた。 曲への思い入れは共感だけに限らないけれど、入り込めない世界線を感じることはあって、自分の中でその代表格のような曲だった。 可愛らしさの表現にはなかなか使われな…

凛々しく妖しく咲く -E-girls「Pain,pain」

怖さとキラキラの共存。そこはかとないヴィランズ感。 E-girls「Pain,pain」がどうにも心に残ってしまう。 E-girlsの曲は基本的に明るいイメージを持っていて、強くて、自分がクラスに居たらおそらく近づくことが出来ない。どこか近寄りがたさを感じつつも、…

たねも仕掛けもあるけれど −「君の瞳に恋してない」UNISON SQUARE GARDEN

開放感のあるトランペットの音が鳴り響く。弾むリズムにベースの音が聴こえる。 UNISON SQUARE GARDENの新しいアルバム「MODE MODE MODE」に収録されている曲「君の瞳に恋してない」は、ワクワクとざわめきが、マーブル模様のように混ざり合い、グルグルと円…

アンナチュラルとLemon

夢ならばどれほどよかったでしょう 未だにあなたのことを夢にみる 感じる痛みと心細さが音になるとしたら、こういうメロディーになるのだろうかと感じたのが米津玄師さんの歌う「Lemon」だった。 ドラマ「アンナチュラル」にはこの歌しかなかったと思うほど…

鋭利な乙女心 -SHISHAMOの魅力

可愛さのなかに漂う、気だるさの魅力。 SHISHAMOの曲を聴いていて惹きつけられたのは、女の子の持つグッと深い色っぽさを感じたからだった。キュートでか弱いだけではない、リアルな女の子の思考回路を感じる歌詞と、不機嫌さや面倒くささのような表情を感じ…

想定外の恋心 − 関ジャニ∞「ローリング・コースター」

思い込んで Up↑ Down↓ 他でもない 僕にとってスウィートなお相手 それってもしや君ですか? まさに心はローリング・コースター 想定外の恋心に戸惑って、振り回されて、思った通りにいかないもののそれでも頑張る男心。 振り回される状況を“ローリングコース…

ぐしゃぐしゃな気分のとき聴きたくなるプレイリスト

ぐしゃぐしゃな気分の時、その気持ちを増幅させるのでもなく、突き放すわけでもない、丁度な温度の曲を欲してプレイヤーのなかを探すことがある。 怒りを感情として出すことも、そういった思いを言葉に変えることもほとんどしないけれど、唯一、曲のチョイス…

「Can't take my eyes off you」−君の瞳に恋してる−

好きな洋楽は?と聞かれて一番に思い浮かぶのは 「Can't take my eyes off you」 日本語版タイトルは「君の瞳に恋してる」しっくりくる訳し方はこれ以外にないと思う。メロディーもサビの盛り上がりも、歌詞もタイトルも、そのすべてが好きで仕方ない。 惹か…

甘いお菓子に隠されたスパイス −関ジャニ∞「Sweet Parade」

ミステリアスなメロディーの後に聞こえてくる丸山隆平さんの声は、さながらストーリーテラーのようで。不思議な世界へと誘ってくれる。 昨年リリースされたシングル「応答セヨ」通常盤に収録されている「Sweet Parade」 個人的に、どんな些細なホラーにも全…

Hey!Say!JUMP「White Love」9人だからこそのフォーメーション、振り付けの魅力

Hey!Say!JUMPの新曲「White Love」が堪らなく好きだ。 「White Love」に感じるのは、120%の幸福感。映画館の予告で流れてきた時に、この曲好きだなと感じたのが最初の印象だった。映像とセリフの後ろで微かに聴こえるメロディーだけで、惹かれるものがあっ…

飾らない言葉できみに。関ジャニ∞「I wish」

空気が澄んで寒くなるこの季節。 大好きな冬の歌のなかでもいま特に聴きたくなるのは、関ジャニ∞の「I wish」 アルバム「8EST」に収録されていて、この曲が入っているディスク2は後半7曲が冬がテーマになっている歌という、冬の歌好きにとって堪らないアルバ…

この声が君に届くだろうか「応答セヨ」

明るくて前向きで暖かいのに、泣きそうになるのはどうしてだろう。 嬉しすぎたりしあわせすぎると泣きたくなるあの感覚が、「応答セヨ」を聴くと蘇ってくる。 11月15日にリリースされたシングル「応答セヨ」は、映画「泥棒役者」の主題歌。 丸山隆平さんが初…

甘い歌声に酔って「Street Blues」

ジャズ演奏のなか関ジャニ∞が歌うブルース。 ピアノの音色にウッドベース、控えめな指のスナップ音、安田さんの息を飲むほどに透き通る声が聴こえてくると、あまりにムーディーで大人な空気に飲まれてしまいそうだった。 「Street Blues」 メロディーがうっ…

レキシって面白い

学校の教科で苦手なのは社会と歴史。 教科書に書かれている情報を授業の時間だけ読んで、テストに出る範囲に絞って効率よく覚えて、どんどんと進めるという流れの中では興味を持つ隙が無かった。 どうして、そうなったのか。経緯や背景を知りたいのに、とに…

これから出会えるあなたを思う。-関ジャニ∞「奇跡の人」

ひょっとしてもう側に居て 気づいていないだけの 君に会いたい たった一行の歌詞でこんなに心を掴まれたことはない。 人と出会うことについて、思い描いては胸に抱くその期待と待ち遠しさを、完璧に言い表している言葉だと思った。 9月6日にリリースされた…

その瞬間、起きていることを楽しむ強さ。-関ジャニ∞のメトロック映像を見て

楽しそうだった。見渡す限り一面、あれほどの大観衆を目の前にして、本当に楽しそうだった。 9月6日発売の関ジャニ∞シングル「奇跡の人」 そのシングルの期間限定盤に収録されている、メトロックの映像。 メトロックへの関ジャニ∞の出演が発表され、あの日…

3つの歌が繋ぐストーリー Nissy「OK?〜君に贈る24時間〜」

西島隆弘さんが監督をした、ミュージックショートフィルム「OK?〜君に贈る24時間〜」 映像としての魅力も勿論、まだまだやってみたいことがあるんだという気迫が熱として伝わる作品だった。 出し惜しみしない、その時に持つ力の限りを使って、クオリティを…

Nissy Entertainment「OK?」

Nissyが監督をした、ミュージックショートフィルム「OK?〜君に贈る24時間〜」の上映イベントに行ってきた。 何段階にも渡ってNissyの世界観に浸ることができる最高の時間だった。パソコンでもケータイの画面でもなく、大きなスクリーンで。シアターの音で…

「僕」と「君」が好きな理由

曲を聴いていて好きになる歌詞は登場人物の一人称が“僕”で、相手を表す呼び方は“君”になっていることが多い。 最近は増えたような気もするこの一人称と呼び方が好きなのはなぜだろう。 歌われる時のパターンとして、 男性アーティストが男性心理を歌う場合の…

私にとっての音楽は

朝起きるとまず、イヤホンを耳につける。 聴く曲をセットリストの中から選択して、再生。それがいつもの日課。朝ごはんの用意をして、食べる直前になってようやくイヤホンを外す。一人でいる時の音楽のノリ方は、とても他の人には見せられない。完全なるソロ…

感受性ごと虜に。Nissy「SUGAR」

ひらめきこそ inspiration 夢中になるものができた今「SUGAR」を聴いたら、新たな一面を見つけたような気がした。 初めはMVの印象が強く、アバンチュール的な曲だと思って聴いていたけれど、曲だけを聴いていてふと“SUGAR”は一面だけの意味合いではないよう…

色もタイプも様々な扉、開くと広がる世界。いしわたり淳治さんの著書「うれしい悲鳴をあげてくれ」

こんなに面白くて不思議な気分になる本には出会ったことがない。 初めての体験だった。色もタイプも様々な扉がたくさん並んでいて、それをひとつずつ開けていくみたいだと考えていたら、思い浮かんだのはモンスターズインクのあの扉がずらっと目の前に現れる…

瞳の奥に秘められた宝石。松田聖子さん「瞳はダイアモンド」

幼い頃、眠る前に電気を消した部屋の天井に、プラネタリウムみたいな星空を映すおもちゃを点けていた。プラネタリウムの動きに合わせて流れていた音楽は、松田聖子さんの「SWEET MEMORIES」だった。 オルゴール調のメロディーが天井に映っている星と一緒に…

別れ道だとわかっていても歩いていく「青春のすべて」

アルバム「ジャム」には、様々な意味で“置いて行くものへの名残惜しい気持ち”の描かれた曲がいくつもあるように感じた。実際にそうなのかもしれないし、今の自分がピックアップする言葉が無意識のうちにそうなっているのかもしれない。 特に、いきものがかり…

穏やかさとパワフルさを持ち合わせた半崎美子さんの歌声

初めて半崎美子さんの歌を聴いたのは、2013年のことだった。 父と行ったショッピングモールで、ライブが行われるというアナウンスを聞き、見に行こうかと大広場の石段に座って、歌を聴いた。 パフォーマンスを見たり、アーティストの歌を聴くことが好きで、…