関ジャニ∞
5年が経った。気づかない間に。 ラジオが好きで、平日も休日だってラジオを聴くけど、土曜日の夜。23時30分が近づくといつも、radikoをスマホで立ち上げてニッポン放送をつけるのはもう当たり前のことだった。 この番組は耳元で会話を聞くように集中したいか…
幼い頃、母が運転する車の中で聞こえてきたのはゴスペラーズの歌声。 「ミモザ」がよく流れていた。 時が経ち、自分で音楽を選び聴くようになって、その中でもどこかゴスペラーズは特別な位置にいて、Little Glee Monsterとのミュージックフェアでのコラボを…
ライブに行く日は特別。それはライブが始まる前から。 ラメが目に入るからと普段は気乗りしないメイクもしっかり塗ったくって行くし、ドームの小さな座席下のスペースにも収まるようにと小さめのバッグか、うちわやグッズが入って自立するトート型のバッグを…
サビは上がっていくもの、という概念をくつがえして、落ちてゆくサビ。 なのに高揚感が煽られる。 Falling, Rising, Falling... サビ後につづく英詞が、落ちて昇るジェットコースターそのものを表しつつ、せわしない心境を表しているようで、最後にくる“Fall…
関ジャニ∞の新曲「友よ」 生田斗真さん主演の日本テレビ「俺の話は長い」のドラマ主題歌になっている。 作詞・作曲:GAKUさん 編曲:高慶“CO-K”卓史さん なぁ友よ 人生って最高だろう? だからやめられないんだろう 安田章大さんの声ではじまるこの歌は、熱…
「忘れてもらえないの歌」は、出演者さんが21名。 パンフレットを見て数えた限りの人数だけど、劇場の広さ、3時間を超える舞台でバンドやダンスシーンなどがあることも考えると、演者さんの数としては少ないように感じる。 ゆえにすごかったのが、それぞれの…
舞台「忘れてもらえないの歌」では、照明の効果に驚き、セット転換や美術のすごさにも驚いた。 ステージの両サイドにあるセットが、ルーレットのように回転することで、闇市のシーン、デパート屋上のシーンなどの場面展開をしていて、大きく移動させずにセッ…
これしかない!!その叫びで行動する人間の、マグマのようなエネルギーを。無我夢中とはどういうことなのかを、目の当たりにした舞台だった。 日常を襲いさらう戦争。爆撃によって何もかもが散り、さっきまでそこにあったものはもう無い。 生きなければいけ…
手を繋ぐと、離す時のことを考えてしまう。 また繋ぐ?しばらくそのまま?なんとも言えない気まずさみたいなものが漂って、寂しい感じになるから、離すならいっそ繋がない方が自然なのではと思ったりして。 関ジャニ∞の「十五祭」ライブDVDのジャケット写真…
あの幕の向こうでスタッフとして働きたい。裏方として働きたい。 そう思ったことのある人に、関ジャニ∞のライブDVD「十五祭」初回盤に収録されているメイキングを見てほしい。 ステージ作りやライブスタッフに関心がある人には貴重な参考資料になること間違…
優しく微笑む顔が目に浮かんで、淡く青い空に漂う雲のような歌。 関ジャニ∞「ひとつのうた」 作詞・作曲・編曲:大西省吾さん 収録されているのは、シングル「急☆上☆Show!!」 初回盤、通常盤共に収録されている。 2009年に行われたライブツアー「PUZZLE」は…
関ジャニ∞を意識して見るようになって、一番の衝撃がこれだった。 錦戸亮さんが、亮ちゃん…? 唐揚げが好きで、カップ焼きそばも好きで、押せ押せでイジられると何も言い返せなくなってしまう可愛さがあるの…? 怖いと思っていた。シュッとしていて、無口な…
セミの声が静まって、秋を知らせる鈴の音が聞こえはじめるころ。 丸山隆平さんと大倉忠義さんが歌う「夏の終りのハーモニー」は、懐かしさに包まれているような優しいメロディーだった。 9月15日放送の関ジャムセッション 「夏の終りのハーモニー」 作詞:井…
書かなくなる日がくるかもしれないと思いながら、書かなくなる日は来ないことをその度に実感する。 閉じることはできない。だってこれは私の夢で、文章を書き続けていくことは歩みを進めていくための必須事項だとわかるから。 関ジャニ∞の曲を聴いて、ライブ…
つらい。たったひとつの存在が、関ジャニ∞という場所が、こんなふうに変化して、事実だけがどんどんどんどん進んで行って。 変わっていくものが恐い。私だって変わっていくのに。 ライブが楽しくて、楽しくて、次の日とっておいたお休みを丸一日使って文章を…
東京ドームの天井を見上げて舞う銀テープが綺麗で。綺麗で。 まさに祝いの一夜だった。 関ジャニ∞ライブツアー「十五祭」 9月3日、東京ドーム公演。ツアー最終日。 私にとっては初日であり最終日のライブ参加だった。待ち焦がれていたこの日。約2ヶ月間、あ…
切実さをおおい隠さずに、ありったけの想いで花束にしたような曲だと思う。 関ジャニ∞「ツブサニコイ」 作詞:TAKESHIさん 作曲・編曲:Face 2 fAKEさん 「ツブサニコイ」を聴いて、あの頃すぐに思い浮かべたのは、渋谷すばるさんだった。リリース当時ではな…
丸山隆平さんが司会を務める、土曜日の朝。 サタデープラスで、関ジャニ∞のライブツアー前の新映像が解禁された。 えー新しい映像ーそうなんだーなんて気を抜いて見ていたら、なんかもう泣いてしまって、わーこんなつもりではと心の中がバタついた。 ステー…
曲を聞いたのが先だった、と思う。 今となっては記憶が曖昧なのは、関ジャニ∞のライブ「JUKE BOX」でのパフォーマンスがあまりにも、あまりにも衝撃的だったから。 ユニット曲「ビースト‼︎」 作詞:錦戸亮さん 作曲:朱鷺羽ソウさん 関ジャニ∞の村上信五さん…
ビールの美味しさはまだわからない それでもこの歌のゆらぐ心地よさと、関ジャムでのセッションの楽しさは存分に味わった。 4月14日に放送された関ジャムは「あいみょん」を特集。 スピッツの草野マサムネさんがあいみょんにとって特別な存在であることを…
アップテンポにも乗りきれないけど、反骨精神で攻撃性に転じることもできないなあという気分のとき。 ふかふかで、真綿みたいな広い雲に包まれる空気感の「fuka-fuka Love the Earth」を聴いていると、自然と嬉しい気持ちになれる。 関ジャニ∞を好きになって…
丸山隆平さんの歌声にはゴールデンラインなるものがあると思う。 声が喉を通って響いて、もっとキラキラしだす瞬間。 2月17日に放送された関ジャム。 アニメソング特集でのセッションは「ようこそジャパリパークへ」 これがもう楽しくって!見ていると勝手…
《ネタバレしています》 ここまできてまだ書くことがあるのかと、自分でも思う。でも。1月23日に発売された「GR8EST」ライブDVDが手元に届いて、また、揺さぶられた思いが鮮度を増して蘇ってしまったから。 「GR8EST」DVD、初回盤を見た。 4枚組になっていて…
今回の振替公演と追加公演では関西ジャニーズJr.がバックに増えて、さらに関西ジャニーズJr.から作られた「なにわ男子」というグループが登場した。 そして「なにわLucky Boy!!」を一曲披露。 完成度にびっくりした。組まれてまだ日が経っていないのに、ステ…
“楽しい?” 歌の途中で、目尻を下げて口角を上げて、口パクで聞く安田章大さんがスクリーンに大きく映し出された。安田さんがあんまり嬉しそうに笑うから、胸が熱くなった。 その問いかけに思わず「うん」と頷いていた自分に驚く。完全に無意識で、ああ今私…
何度訪れても足りることがない。もっと知りたい。 自分の住む日本のなかで、こんなにも興味を駆り立てられる場所があることはしあわせなことだなと思う。 大阪観光局シンボルキャラクターに任命された関ジャニ∞が、大阪の魅力を伝える曲を作ろうという企画か…
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ「悲愴」第2楽章 青の照明と、高く上から差し込むライトが海の底にいるようで落ち着く。 ピアノの魅力について紹介したこの日の関ジャム。 グリッサンドがあんなに指に負担のかかるものだとは思っていなかった。そんなグリ…
【ネタバレがあります。ライブがまだの方はご注意ください。】 楽しい!!!! 全力でペンライトを振って、声を上げて、ずっと笑っていた。 関ジャニ∞ライブツアー「GR8EST」東京ドーム、9月9日公演。 こんなにはしゃげたんだと自分で気づいたくらいに、その…
シンプル。それでも溢れ出る魅力。 澄んだ空のブルーと地面に広がるグリーンが、情報量を少なくシンプルに彩っていて、曲と映像の引き算の美しいMV。 関ジャニ∞が9月5日にリリースした新曲「ここに」 MVがとても素敵で、その魅力を語らずにはいられなくなっ…
今だったなと思う。ライブで見た関ジャニ∞から感じたものは確実にあったけど、自分のなかでのスイッチが入ったのは今だと思う。 ライブを見たのに、思っていたような整理はつかなくて、整理のつかなかった気持ちに戸惑った。ライブが足りなかったとかそうい…