紹介していただきました。

 

看護師さんへ向けた「ナースときどき女子」というサイトの「エンタメ好きのナースにオススメ★芸術性あふれる演劇の世界が垣間見える記事特集」というページで、「宛名のないファンレター」を紹介していただきました。

 

今年の6月に観劇したグローブ座での舞台。

大倉忠義さん、渡辺いっけいさんの二人芝居「蜘蛛女のキス」についての感想を取り上げていただいています。

 

エンタメ好きのナースにオススメ★芸術性あふれる演劇の世界が垣間見える記事特集 | ナースときどき女子

 

初めてのことで、どんなふうに紹介してくださるのだろうとドキドキしていたけど、素敵な紹介をしていただいて嬉しい。

日々、何か変わっていっているのか、はたまた止まっているのか。今も分からない手探りのなかだけど、続けていて良かったなと思える経験でした。

 

『語感』と「関ジャニ∞」の方程式

 

丸山隆平さんをテレビで見ていて、時折飛び出す英語の発音が綺麗だと思った。

錦戸亮さんが英会話伝言ゲームのコーナーに出ているのを見ていて、リスニングと発音の思考が真っ直ぐ繋がっていると思った。

日本語も面白いけど、英語も面白い。関ジャニ∞のなかでその面白さを直感的に、もしくは潜在的に感じていそうなのは、丸山隆平さんと錦戸亮さんのような気がしている。同じ英語でも、英語へのアプローチはそれぞれ違う気がしていて、丸山さんの英語力と錦戸さんの英語力の違いはなんだろうと思った。 

 

丸山さんは、耳と感覚で音を楽しみ興味を持つ。

錦戸さんは、耳と思考で論理立てて関心を持つ。

 

個人的な見方ではあるけど、そこに違いがあるのではと思った。感覚なのか、思考なのかはきっと大切なポイントになっている。

丸山さんも錦戸さんもリスニングに長けていて、発音がネイティヴに近い。錦戸さんが丸山さんのギャグの音感を気に入って真似することが多いのは、そこで共鳴するものがあるからなのではと思った。もちろん、単純にツボにハマっているということもあると思う。

けれどそこに法則を見出すとしたら、ライブツアー「JUKE BOX」メイキングでの“リップスティック”や「取り合いメイキング」での“すきま風”など、錦戸さんが思わず口ずさみたくなるのはそういう理由からかもしれないと感じた。

 

“言葉”に対する関心が強いメンバーが関ジャニ∞には多い印象がある。

語彙力という点では、「関ジャニ∞クロニクル」のイケメンカメラ目線陸上を見ていると分かりやすい。あのコーナーで際立っているのは大倉忠義さんの連想から繋がる言葉の表現で、目で見たものを記憶と照らし合わせて、“何っぽいか”を言葉にしている。どこかで見たものを瞬時に言葉に変える観点は才能だと思う。

村上信五さんはMCの位置についた時の、相手の話していることを聞いて返す瞬発力がすごい。聞かずに説き伏せるのではなく、相手が何を言いたいのかを聞いてから、状況に合わせた言葉で返す。その聡明さは、「関ジャム」での前に出過ぎず話過ぎずという塩梅に表れていると思った。

さらに、渋谷すばるさんと安田章大さんも言葉への好奇心がすごいと感じることが多い。それぞれの作詞ということに注目して考えると、渋谷さんと錦戸さんはどちらかというと文学的な思考からの“言葉”としてのアプローチ。安田さんはまず音のはまりを先行で考える“音”へのアプローチがあるのかなと感じた。

安田さんが作詞・作曲をした「Never Say Never」や「JAM LADY」は個性が弾けていて、いざ歌うとなるとかなりの難易度なのは、それほど耳からくる音への創造性が卓越しているのだと思う。

 

丸山さんは作詞の時と話す時では言葉選びの仕方が別な気がしていて、話す時は特に“響き”を気に入って感性が揺さぶられているように見える。井上陽水さんや山下達郎さんの歌真似が上手で、当てる音のポイントを掴んでいるのも、先入観なしで音に反応できるスイッチを持っているからではないか。

「A-Studio」に出演した際に、手を叩くとどんな音がすると思います?パンッって鳴っているとみんな思い込んでいるけど、実際は違うかもしれない。と話していたことがとても興味深くて、その通りだなと思った。

リニューアル後の「ジャニ勉」で、若い頃の井上陽水さんと現在の井上陽水さんの歌い方の違いを再現した時も、微妙なニュアンスの違いを見抜いていてすごかった。

 

錦戸さんは耳が本当にいいのだと思う。大きな音に驚きやすいのも、少しの音のズレに気がつくのも。

関ジャニ's エイターテインメント」のライブDVDのビジュアルコメンタリーで、アコースティックコーナーの「ローリングコースター」をメンバー揃って見ていた際に、大サビ前のフレーズの音が違ったことを自分で気づき、いま音違ったやんな?と話していて、その観察力と聴き分ける力がどれだけ繊細なのかを知った。

メンバーはこれはこれでかっこいいで?と答えていたし、普通に見ていたら気がつかなかった微妙な違いでも納得がいかない様子だった錦戸さんを見て、その耳が鍛えられるまで、どれほどの音を聴いて自ら学んできたのだろうと思った。

言葉の意味を掘り下げて、ロジックを組み立て、メロディーに落とし込む。そのセンスは天性のものだけではなく、知らないものを知っていこうとする動機で学ぶ探究心の賜物だと思う。

 

渋谷さんは作詞と作曲では音について別の考え方で向き合っているような気がしていて、作詞については、なにを伝えたくてそれを伝えるためにはどの言葉を使うかを丁寧に考えているように感じる。

語感を楽しんでいるのは主にメンバーと話している時、特に丸山さんと一緒にいる時の渋谷さんはそんなふうに見える。シングル「あおっぱな」のメイキングで突如発生した“なしょふんゲーム”は謎深きゲームで、あれは本当に興味深い。研究対象にしたいくらい様々な法則が隠れているような気がしている。

 

 

音として英語を覚えているから発音が上手ということだと、横山さんの耳もすごい。

「This is a pen.」なんて理屈を無しにして、発音にも先入観がないからこそ、横山さんの発音は無意識のうちにネイティヴに近づいていると「関ジャニ∞クロニクル」を見ていて思う。

英会話伝言ゲームのコーナーで以前、ハルカさんが横山さんに「発音は出来てる」と言ったのはきっと間違いなくて、そうとしか聞こえへんと頭を抱えていた“パスポート取りたいんです”も、「Is possible to return this?」の発音として捉えれば、音のリスニングとしては大正解なのではと思う。

「I am」は「アイ アム」と発音するもの、というような固定概念がないことで、音だけに集中できていると感じた。意味から考えず、音から入る横山さんの学び方はある意味強い。

錦戸さんは単語も文法も理解しているから、聞き取り、意味を考えることができる。横山さんに単語力がついたら、きっと喋られる。

 

こうして考えるきっかけになったのは、丸山さんが初めてのMCを務めたという2014年に放送された番組「ラスコク」を見たから。

オープニングの最後にくる「I love you.」の発音を聞いて、やっぱり丸山さんの英語いい!と衝撃が走った。

LとRの違いを舌の形で発音し分けていたり、外国の方との会話で単語をしっかり聞き取り文章として理解しているのを見て、英語特有の雰囲気や言い回しを楽しんでいる感じがして、英語が音として好きなのだろうなと思った。

海外の映画やドラマを観たりしたからのか、自然と身についたものなのか、丸山さんは物凄くナチュラルにジェントルマンな雰囲気をまとう時がある。発音の良さとその所作が合わされば、いつか本気で丸山さんにエンジンがかかった時、海外の作品に出ている丸山さんを観られる日もくるのではという可能性を感じる。

 

丸山さんが生み出す語感のマジックは、メンバーだけに留まらず関ジャニ∞のファンのもとへ。さらにはその外まで広がっていて、その代表格が“U字の水槽”だと思う。
日常の当たり前にあるかもしれない言葉というものを、そんなふうに面白がりながら、言葉を楽しんでいる関ジャニ∞がいいなと思う。

言葉を話す時、音を聞く時、どちらにしても興味を持って意識していると、それだけで思いのほか楽しい。

 

どんな色が好き?

 

オレンジが好き。

アイドルなどのグループにある、それぞれのメンバーカラー。グループごとに自分が気になるメンバーを選んでいったら、どんな傾向があるのか。メンバーカラーと個性の相関性はあるのか。なんとなくあえて意識しないでいたようなところもあるけど、ふと知りたくなった。

今回はグループということで、3人以上からのグループから気になるメンバーを1人書きだして、考えてみたいと思う。

 

 

TOKIO 長瀬智也さん

V6 三宅健さん

 二宮和也さん

NEWS 増田貴久さん

関ジャニ∞ 丸山隆平さん

KAT-TUN 中丸雄一さん

Hey! Say! JUMP 中島裕翔さん

Kis-My-Ft2 北山宏光さん

Sexy Zone 松島聡さん

A.B.C-Z 戸塚祥太さん

ジャニーズWEST 小瀧望さん

 

長瀬智也さん、北山宏光さんは「

三宅健さん、丸山隆平さんは「オレンジ

二宮和也さん、増田貴久さんは「黄色

戸塚祥太さん、小瀧望さんは「ピンク

中丸雄一さんが「

中島裕翔さんが「水色

松島聡さんが「

ちなみに西島隆弘さんはAAAのなかで「オレンジ」

特に意識して見るくらいに好きということだと、オレンジ、黄色かなと思う。とは言ってもメンバーカラーとしては票が割れていて、統一感はないように見える。赤が2人いたことは意外だったけれど、どちらかというとセンターに立つタイプよりも縁の下の力持ちのようなタイプに心惹かれる。

ビジュアルだと、リスっぽさのある顔立ち。そう考えて見ると、選んだメンバーのほとんどがリス顏のような気がする。可愛らしい小動物のような顔立ちに弱い。

 

戦隊モノならブルーが好きで、女の子向けのアニメでもブルー。もしくは突如仲間に加わるパープルが好きだった。少女漫画では思い報われずヒロインにフラれるタイプが好きで、レッド気質なオラオラタイプにころっとなびくヒロインに、なんでー!平穏な将来を描くならそっちじゃないってー!とヤキモキしていた。

ドラマや映画も大概ヒロインとは逆行した恋愛ルートを応援しながら見ていて、佐野より中津が好きだったし(花ざかりの君たちへ)はらちゃんより田中くんが好きだった(泣くなはらちゃん)

 

ここまで考えて、一つ思い浮かんだことがある。

私、無意識のうちにそれが似合う人を選んでいるのでは。

それぞれのグループから選んだ一人一人で想像してみると、赤がメンバーカラーな2人以外は、ヒロインを静かに見守りながら最後は身を引いてしまう役があまりにもしっくりくる。ヒロインからの熱い想いを受ける役というより、隣にいる友達な感じ。なんとなく気弱さもあるような、ほわんとした雰囲気が好きなのだろうなと思う。

 

それでも、人柄に惹かれて興味を持った後にメンバーカラーはついてくるので、メンバーカラーと本人の持つ個性は必ずしも一致しないなと思う。

けれどなんとなく、丸山隆平さん、増田貴久さん、三宅健さん、松島聡さんは、アイドルでいるということへの向き合い方が近い気がしていて、私がアイドルを見るときに求めているのはこういうことなのかもしれないと感じた。

何もかもをさらけ出されてしまうと、相手のパーソナリティーが危ぶまれているのではと恐くなる。なので見せたいところと見せないところを本人の意思で適度に保たれている方が安心して見ていられる。

 

学生時代はジャニーズを通って来なかったけど、思い起こすと自分にとってのジャニーズとの出会いはKinKi Kids堂本光一さんだった。

ジャニーズを知らなかった6才の頃。テレビで見て、一目惚れだった。王子様だ!と思った。

この歳にして、『完全にタイプ』という存在を見つけた自分のマセ具合には驚く。しかし本当にタイプだった。幼いながらにこのドキドキは隠さなければと思い、恥ずかしくて親にも言わなかった。しかしどうしてかバレて、親戚には「玄関に光一くん来てるよ!」とからかわれて、玄関まで走って見に行ったこともあった。この時から、恋心は周囲に隠すべし…という教訓が身についた。

そんなことがありながらも、私がジャニーズと出会い直したのは何年も経ってからのことで、まさかこうしてCDのリリースを心待ちにしたり、何かしらの発表にワクワクしたりする日々が、あの先にあるとは思いもしなかった。ライブの面白さを知ったのも、イベントなどに参加することの楽しさを知ったのも、ジャニーズをきっかけに開けた世界だった。

 

メンバーカラーはあまり気にしない…と思いつつも、ついカラフルな物が並んでいるのを見ると、オレンジはあるかなーと探してしまう。7色揃っているのを見ると、なんて珍しい!とテンションが上がる。

ちょっと難しいのは、意図して用意されたカラーバリエーションにはあまりときめかず、たまたまそのカラーが揃っているという状況が嬉しいという乙女心。

 

無意識のうちにオレンジを選んでいることもあり、ふと身の回りを見るとなかなかにビビットな景色が広がっていて、おお…となったりする。

メンバーカラーやグッズは、できるだけ自然な形で取り入れたい。その点ではオレンジは目立ちやすくて他の色と合わせることが難しいため、いかに普段に馴染ませるか試行錯誤している。それが楽しかったりするのだけど。

やっぱり好きな色があるというのは楽しくて、ジャニーズを好きになってから、連想性が高まった。この色は!とか、このモチーフは!とメンバーや作品のテーマに合わせて思い浮かべるものが多いので、服を見ていても雑貨を見ていても常にイメージの宝庫で楽しい。

 

色から誰かを思い浮かべるって、すごいことだなと思う。

これからも私は多分、洋服屋さんでふとオレンジを手に取ってしまうだろうし、赤・青・黄色・緑・オレンジ・紫・黒には反応してしまうだろうなと思う。